シャドーイングのやり方を調べると、「音を追いかけるだけ」と書いてあるページと、「準備が9割」と書いてあるページの両方が出てきて、どちらを信じればいいのか分からなくなります。
私はTOEIC990点・英検1級の英語コーチで、英語コーチングの各社が学習者に何をやらせているかを毎日見ています。
そこでこの記事では、シャドーイングを実際に商品として売っている3社の公式ページを2026年9月8日に開いて、そこに書いてある手順と数字だけを並べました。
見たのはシャドプラス公式サイト(特定商取引法に基づく表示を含む)、シャドテン公式サイト(同)、ENGLISH COMPANY公式サイトのメソッドページと特長ページ、そしてSTRAIL公式サイトのサービスページの5か所です。
先に立場をはっきりさせておきます。私が自分でお金を払って使ってきたのはシャドプラスだけで、シャドテンは使っていません。ですのでシャドテンについては使った感想を1行も書かず、公式に書かれている条件と数字だけを扱います。
公式ページに書かれていなかった項目は、それらしい説明で埋めずに「公式ページには記載がありませんでした」とそのまま書きます。学習法の話は、確認できたことと確認できなかったことを分けたほうが役に立つはずです。
【結論】シャドーイングのやり方は「準備→本番」の順で、公式3社とも本番の前に必ず工程を置いていました
結論から書きます。シャドーイングを売っている3社は、いずれも「いきなり音を追いかける」やり方を明確に否定していました。
シャドプラスの公式トップページには「シャドーイングは準備が9割。4ステップで、聞こえる英語に変えていきます。」と書かれています。
シャドテンの公式トップページには「一人では完成しない だから、プロが毎日 添削する」と書かれており、自分だけで回す形を前提にしていません。
ENGLISH COMPANYの公式ページに至っては、非効率な学習法の例として「とりあえず毎日シャドーイング」という一行がそのまま挙げられていました。
| 公式サイト | シャドーイングの前に置いている工程 | 本番の位置づけ |
|---|---|---|
| シャドプラス | 単語 → チャンク → リピーティング | 4ステップの最後(STEP4) |
| シャドテン | 音声変化の理解(連結・消失・弱形など) | 毎日の練習+プロの添削で回す |
| ENGLISH COMPANY | Phase 0〜2(文法・語彙、チャンクリーディング、ディクテーション) | Phase 3とPhase 4で種類を変えて実施 |
出典はシャドプラス公式サイト、シャドテン公式サイト、ENGLISH COMPANY公式サイトのメソッドページで、いずれも2026年9月8日に確認しました。
3社とも「準備を置く」という点では一致していますが、置く準備の中身と、それを誰がチェックするかは違います。ここから先はその違いを1社ずつ見ていきます。
シャドーイングとは何か|公式ページに書かれていた定義をそのまま置きます
やり方の前に、公式が何を指してシャドーイングと呼んでいるかを確認します。
シャドプラスの公式ページには「シャドーイングとは、英語音声を聞いた直後に、できるだけ正確に真似して発音するトレーニング方法です。」と書かれていました。
名前の由来も同じページに書かれています。「あたかも英語音声の『影(シャドー)』のように、すぐ後ろを追いかけるように発音することから、この名前がついています。」という説明です。
シャドテンの公式ページの表現は「シャドーイングは聞こえた英語を、口に出して追いかける学習法です。」でした。
言い方は違いますが、指しているものは同じです。音声を聞きながら、少し遅れて同じことを声に出す。これがシャドーイングです。
| 公式サイト | シャドーイングの定義(原文の表現) |
|---|---|
| シャドプラス | 英語音声を聞いた直後に、できるだけ正確に真似して発音するトレーニング方法 |
| シャドテン | 聞こえた英語を、口に出して追いかける学習法 |
| ENGLISH COMPANY | 流れる音声のあとに続いて少し遅れてリピートしていくトレーニング(プロソディー・シャドーイングの説明の中で) |
なお、シャドプラスの公式ページは「プロの通訳トレーニングにも使われ、科学的にも効果の実証されている王道のリスニング強化法です。」とも書いています。
シャドテンの公式ページは「第二言語習得論において効果的であることが証明されています。」という書き方でした。どちらも根拠の中身までは公式ページ上に示されていなかったので、ここではその表現があったという事実だけを記録しておきます。
シャドーイングのやり方①|シャドプラス公式の4ステップは「単語→チャンク→リピーティング→シャドーイング」
いちばん手順が細かく公開されているのが、シャドプラスの4ステップです。
公式ページには「シャドーイングの効果は、その前の準備で決まります。」と書かれており、そのうえで4つの段階が並んでいます。
| ステップ | 公式ページの説明(要旨) |
|---|---|
| STEP1 単語 | 英文に含まれる重要な単語やフレーズについて、意味と発音を確認する |
| STEP2 チャンク | 意味のまとまり(チャンク)ごとに区切られた英文を用いて、聞いたそばから内容が思い浮かぶ状態にする |
| STEP3 リピーティング | モデル音声に続いて、チャンクごとに意味を想起しながら音読練習をする。音声と意味が正確に結びつくようにする |
| STEP4 シャドーイング | 内容が理解でき、リピーティングもできるようになった状態で取り組む。うまく発音できないところは音声変化を画面上で確認できる |
出典はシャドプラスの公式サイトで、2026年9月8日に確認しました。
注目してほしいのは、シャドーイングが4番目に置かれていることです。
単語を知らないまま音を追う、意味の区切りが取れないまま音を追う、声に出せないまま音を追う。この3つを先に潰してから本番に入る設計になっています。
独学でシャドーイングをやるとき、この順番だけは真似できます。教材を1本決めたら、まず知らない単語を潰し、次に意味のかたまりごとに読み、そのあとで音読し、最後に追いかける。道具を買わなくてもこの順番は守れます。
シャドーイングの効果として公式ページに書かれていたのは3つでした
シャドプラスの公式ページは「シャドーイングの3つの効果」という見出しで、効果を3項目に分けて書いています。
| 効果 | 公式ページの説明(要旨) |
|---|---|
| 効果1 リスニング力(音声知覚)の向上 | つながって聞こえていた英語が、一語一語クリアに聞き取れるようになる |
| 効果2 意味の処理速度の向上 | ネイティブスピードの会話や会議の流れに遅れることなく、内容を把握できるようになる |
| 効果3 スピーキング力も同時向上 | 正しい音を再現する練習により、相手に伝わりやすい発音も身につく |
一方で、シャドテンの公式ページのよくある質問には、効果の範囲を絞る説明が置かれていました。
シャドーイングは、リスニング、特に「音声を知覚する」力を鍛えることを主な目的とするトレーニングです。シャドーイングを行うことで文法や発音の向上にも寄与する部分はありますが、あくまでもリスニング力向上を目的としてシャドテンをご活用ください。
シャドテン公式サイト よくある質問(2026年9月8日確認)
同じシャドーイングでも、公式が掲げる効果の範囲は会社によって幅があります。
英語コーチとして見ると、シャドテン側の書き方のほうが慎重です。主目的をリスニングに置き、それ以外は「寄与する部分はある」という留保付きにしています。
ここは期待値の設定に直結します。発音矯正そのものを目的にするなら、シャドーイング以外の手段も併せて検討したほうがいいという読み方になります。
シャドーイングが効かない3つの失敗パターン|公式が「落とし穴」として名指ししていました
シャドプラスの公式ページには「シャドーイングの落とし穴」という章があり、失敗パターンが3つ挙げられています。
- 失敗パターン01:抑揚やリズム、音声変化を無視して、カタカナ発音でスピードについていくだけ
- 失敗パターン02:文章の意味理解を伴わないまま、ひたすら音だけを真似する
- 失敗パターン03:洋画やスピーチなど、自分のレベルに対して難しすぎる教材でシャドーイングを行う
公式ページはそれぞれに理由も付けています。02については「意味の分からない音を真似するだけでは、脳は『意味のない雑音』として処理してしまいます。」と書かれていました。
03については「理解できない内容が多すぎると、効果を実感できず、結果として挫折につながりやすくなります。」という説明です。
同じページには、正しく行うために必要なものとして「語彙・文法の十分な知識」「音声変化への対応」「意味処理」の3つが挙げられていました。
裏を返せば、この3つが揃っていない状態で始めると、公式が言う失敗パターンにそのまま入るということになります。
私が学習者を見ていて、いちばん多いのは02です。英文の意味が取れていないまま音だけ追いかけている状態で、本人は「毎日やっている」と感じています。そこを止めるだけで、同じ教材でも手応えが変わります。
シャドーイングのやり方②|シャドテン公式は「毎日1回、プロが添削する」形で回します
シャドテンの公式ページに書かれているやり方は、5つの動作を繰り返す形でした。
- 01 シャドーイングする
- 02 プロが発話できていない=聞こえていない部分を指摘
- 03 聞こえなかった部分がわかる
- 04 指摘された正しい音でシャドーイング
- 05 発話できるから「聞こえる」ようになる
この設計の前提は、公式ページの次の一文に書かれています。「聞こえていない音は、聞こえていないこと自体に気づけない。」
だから添削が要る、という組み立てです。添削の頻度についても公式のよくある質問に明記がありました。
| 項目 | シャドテン公式サイトの記載 |
|---|---|
| 添削の回数 | 1日1回まで |
| 添削の返却 | 1日1回、24時間以内に毎日必ず添削。年末年始や祝日、大型連休でも受けられる |
| 添削する人 | 採用率わずか5%の英語のプロ |
| 教材数 | 1,000以上 |
| 必要なもの | スマートフォンとイヤホン |
同じページには、聞き取りにくい音の具体例も表で示されていました。
| テキスト上の英語 | 実際の音(公式表記) | 音声変化の名前 |
|---|---|---|
| Turn off | ターノフ | 連結 |
| Old man | オーゥマン | 消失 |
| I like him | アイライキム | 弱形 |
| I got it | アイガリッ | フラップのT、連結、消失 |
公式ページは「英語は文字通りには発音されません。単語がつながり、音が消え、別の音に変わる。知らない音は、聞き取れないし、発音もできません。」と書いています。
独学でシャドーイングをやるなら、この4種類の変化を先に頭に入れてから始めるのが現実的な代替策になります。
シャドーイングは1種類ではない|ENGLISH COMPANY公式は2つに分けて説明していました
ここが、やり方を調べるうえでいちばん見落とされている点だと思います。
ENGLISH COMPANY公式サイトのメソッドページでは、シャドーイングが2種類に分けて説明されていました。
| 種類 | 公式ページの説明 | どのPhaseで使うか |
|---|---|---|
| プロソディー・シャドーイング | 流れる音声のあとに続いて少し遅れてリピートしていくシャドーイングのうち、音声だけに集中して行なうもの。音声知覚の自動化が促される | Phase 3(音声知覚ができている) |
| コンテンツ・シャドーイング | 意味や内容を思い浮かべながらリピートするシャドーイング。負荷は高いが、理解の処理の自動化が促される | Phase 4(理解の処理がすばやくできる) |
出典はENGLISH COMPANY公式サイトのメソッドページで、2026年9月8日に確認しました。
つまり「音に集中する版」と「意味に集中する版」があり、狙っているものが違います。
音が聞き取れない人がコンテンツ・シャドーイングをやっても、意味を思い浮かべる余裕が生まれません。逆に、音は取れているのに理解が追いつかない人がプロソディー・シャドーイングを続けても、詰まりは解けません。
やり方を検索して1つの型だけを持ち帰ると、この分岐を丸ごと落とすことになります。
シャドーイングを始める前に自分の位置を確かめる|公式のPhase 0〜8
ENGLISH COMPANYの公式ページは、学習者を9つのフェーズに分け、それぞれで優先すべきトレーニングを示しています。
| Phase | 状態(公式の説明) | 優先するトレーニング(一例として公式が挙げているもの) |
|---|---|---|
| Phase 0 | 基本文法・基本語彙をかなり忘れている | 基本単語の習得、パターンプラクティス |
| Phase 1 | ゆっくり読めば理解できる(返り読みをしている) | チャンクリーディング、サイトトランスレーション |
| Phase 2 | すばやく読めるが、音になると聞き取れない | 音声変化のルール、ディクテーション |
| Phase 3 | 音声知覚ができている | プロソディー・シャドーイング |
| Phase 4 | 理解の処理がすばやくできる | コンテンツ・シャドーイング |
| Phase 5 | 記憶にとどめておける | コミュニケーション・ストラテジー、クイックライティング |
| Phase 6〜8 | 正確に/流暢に/複雑に話し、書くことができる | 公式ページには具体的なトレーニング名の記載がありませんでした |
シャドーイングが登場するのは、Phase 3とPhase 4だけです。
Phase 0からPhase 2には出てきません。公式の並びをそのまま読むと、文法と語彙が抜けている段階、返り読みが抜けない段階、音声変化を知らない段階では、シャドーイングは順番として先ではないという整理になります。
ENGLISH COMPANYの特長ページには、非効率な学習法の例として「リスニングができないからたくさん聞く」「英会話していれば自然に耳が慣れるだろう」と並んで「とりあえず毎日シャドーイング」が挙げられていました。
そのうえで、課題を「単語を知らない」「音声変化が分からない」「文法は分かるが処理が遅くてついていけない」の3つに分解し、それぞれに単語学習・ディクテーション・コンテンツシャドーイングを当てる図が置かれています。
やり方より先に決めるべきなのは、自分がどの課題を持っているかだ、という主張だと読めます。
シャドーイングの教材と1日の時間|公式に書かれていた数字を並べます
やり方が分かっても、教材と時間が決まらないと動けません。公式に数字が出ていたものだけを並べます。
| 項目 | シャドプラス公式 | シャドテン公式 |
|---|---|---|
| 1日の学習時間 | 1日15分から取り組める | 公式ページには分数の記載がありませんでした |
| 教材数 | 無料トライアル開始時点で200本以上 | 1,000以上 |
| 教材の追加 | 毎週10〜15本の新規教材が追加配信 | 公式ページには追加本数の記載がありませんでした |
| 教材の出どころ | The Japan Times Alphaの記事、ロイター配信のニュース動画、オリジナル教材 | 「仕事で出会う英語で練習する」と記載。具体的な媒体名の記載はありませんでした |
| 続けられている頻度 | 公式ページには記載がありませんでした | 週平均5.3日(※) |
※シャドテン公式ページの注記によると、この数字は2024年1月〜2025年4月に学習開始し、一定期間以上継続した受講生を対象とした集計データに基づく平均値で、個人差があると明記されています。
伸びるまでの期間についても、シャドテンの公式のよくある質問に記載がありました。
シャドーイングは慣れるだけでも1ヶ月くらいかかる方がほとんどです。成長を感じられる段階まで到達するのには3ヶ月近くかかります。
シャドテン公式サイト よくある質問(2026年9月8日確認)
売っている側が「慣れるだけで1ヶ月」と書いているのは、率直な数字だと思います。数週間で結果を求めるつもりなら、やり方の前に期間の見積もりを直すほうが先です。
なお、ENGLISH COMPANY公式のメソッドページには、一般的な英語コーチングスクールが1日3時間前後の自宅学習を課すのに対し、同社が求めるのは多くても1日1時間から1時間半程度と書かれていました。
シャドーイングの添削サービスの料金を公式表記のまま並べます(税込)
やり方を自分で管理しきれない場合、添削を買うという選択肢があります。金額は特定商取引法に基づく表示ページから取りました。
| サービス・プラン | ウェブ申込(税込) | App Store課金(税込) | Google Play課金(税込) |
|---|---|---|---|
| シャドプラス バリュープラン | 月額4,378円 | 月額6,280円 | 月額6,253円 |
| シャドプラス フィードバックプラン | 月額21,780円 | 月額31,000円 | 月額31,113円 |
| シャドテン | 月額21,780円 | 月額25,800円 | 公式の特定商取引法に基づく表示には記載がありませんでした |
シャドプラスの料金プラン欄には「※表示価格はすべて税込です」と明記されており、バリュープランは税抜3,980円、フィードバックプランは税抜19,800円と併記されていました。
添削まで付ける場合、シャドプラスのフィードバックプランとシャドテンはウェブ申込でどちらも月額21,780円(税込)で同額でした。
無料で試せる範囲にも違いがあります。シャドプラスの7日間無料体験は「初めてアプリをご利用になる方」かつ「バリュープランをお申し込みの方」限定で、フィードバックプランは対象外と公式に明記されていました。
シャドテンは公式トップに「7日間無料で体験してみる」というボタンが置かれ、無料期間中のキャンセルはいつでも可能と書かれていました。
解約についてはシャドプラスの特定商取引法に基づく表示に「解約とは契約の自動更新を停止することを意味し、契約期間途中での解約や日割りでの返金は行いません。」と書かれています。ここは申し込む前に読んでおく箇所です。
シャドーイングのやり方について、公式ページに書かれていなかったこと
ここがこの記事でいちばん大事な章です。公式を全部読んでも埋まらなかった項目を、埋めずにそのまま出します。
| 公式で確認できたこと | 公式では確認できなかったこと |
|---|---|
| シャドーイングの前に置く準備の工程 | 1本の教材を何回繰り返すかの回数 |
| シャドーイングの2つの種類と、その狙い | 1回のセッションを何分やるかの目安(シャドテン側) |
| 失敗パターン3つと、その理由 | 教材のレベルをどう選ぶかの具体的な基準 |
| 音声変化の代表例と名前 | 音声変化を何種類まで押さえれば足りるのか |
| 効果として掲げている3項目 | 効果を測る具体的なテストや指標 |
| 慣れるまで約1ヶ月・成長実感まで約3ヶ月という目安 | その期間内で1日何分やった場合の話なのか |
とくに「1本を何回繰り返すか」は、やり方の検索で最も多い疑問なのに、3社とも公式ページには具体的な回数の記載がありませんでした。
回数を書いていないのは、たぶん人によって違うからです。同じ教材でも、聞き取れない箇所の数が違えば必要な反復も変わります。
ですので、この記事でも「1日◯回」という数字は作りません。作った瞬間に、公式に無いことを書いたことになります。
代わりに公式が出している基準を使うなら、「音声変化を確認しても再現できない箇所が残っているうちは、次の教材に進まない」という止め方が、書かれている内容から素直に導けます。
シャドーイングを1日に出せる時間で選ぶ|自習で回すか、人を付けるか
ここまでの公式情報を、1日に出せる時間で並べ直します。やり方が続くかどうかは、結局ここで決まります。
| 1日に出せる時間 | 公式の条件と照らして現実的な形 | 根拠になる公式の記載 |
|---|---|---|
| 15分前後 | アプリの自習で4ステップを回す | シャドプラス公式「1日15分から取り組める」 |
| 30分前後 | 自習+毎日1回の添削で音のズレを潰す | シャドテン公式「1日1回、24時間以内に毎日必ず添削」 |
| 1時間〜1時間半 | 課題の特定から人に見てもらう | ENGLISH COMPANY公式「多くても1日1時間から1時間半程度」 |
| 1時間前後だが自分で計画を立てたい | 週1回のコンサルティングで方法を処方してもらう | STRAIL公式「週1回60分(アセスメントテスト30分+面談30分)」 |
15分しか出せないなら、人を付けても消化できません。逆に1時間出せるのに自己流で回していると、失敗パターンに入っても誰も止めてくれません。
1日1時間から1時間半を出せて、しかも自分の課題がシャドーイングで合っているのか確かめたいなら、ENGLISH COMPANYの無料体験でPhaseの判定を受けるのがいちばん早い確認になります。トレーニングまで人が付く形です。
自習は自分でやるので、やる内容だけを決めてほしいという場合は、STRAILの無料カウンセリングが対応する形です。公式サービスページには、シャドーイング・ディクテーション・音読・多読・パターンプラクティスなどのトレーニングを、課題を把握した専門コンサルタントが「処方」すると書かれていました。
1日15分から始めたいなら、シャドプラスの7日間無料体験でSTEP1からSTEP4までの流れを実際に触ってみるのが、いちばん出費の小さい試し方です。
シャドーイングの無料体験・無料カウンセリングで確認したいこと
公式ページで埋まらなかった項目は、無料の枠で直接聞くのがいちばん確実です。
- いまの自分は、音声知覚と意味処理のどちらが詰まっているのか
- プロソディー・シャドーイングとコンテンツ・シャドーイングの、どちらから始めるべきか
- 1本の教材を、どうなったら次に進んでよいと判断するのか
- いま使っている教材のレベルは、自分に対して難しすぎないか
- シャドーイングより先に潰すべき課題(文法・語彙・返り読み)が残っていないか
- 金額は税込か税抜か、入会金や教材費が別にかかるか
この6つは、どの公式ページにも一律の答えが書かれていなかった項目です。
逆に言えば、無料の枠でこれに答えてもらえるかどうかが、そのサービスが本当に課題を見ているかの判定にもなります。
アプリだけで完結させたい場合も、無料期間のうちに自分の端末で音がきちんと再生されるかは確かめておいてください。シャドプラスの特定商取引法に基づく表示には「タブレット端末は動作保証対象外となります。」と書かれており、推奨環境はiOS 17以上・Android 12以上と記載されていました。
シャドーイングを約7ヶ月続けてみて、私の手元で起きたこと
ここだけは公式情報ではなく、私が自分で課金して約7ヶ月使ってきたシャドプラスについての記録です。
いちばん効いたのは、4ステップのうち2番目のチャンクの工程でした。シャドーイング本体ではありません。
意味のまとまりごとに区切られた英文を、前から順に処理していく工程です。返り読みが物理的にできない形になっているのが大きいと感じました。
英語が聞き取れない原因は、音そのものより処理速度にあることが多いというのが、私が学習者を見てきた実感です。
逆に、7ヶ月のあいだで唯一つまずいたのは「自分でアプリを開くこと」でした。教材でも機能でもありません。
通知は来ますが、それだけです。私は「移動中に1本」と場所に紐づける形にして戻しました。時間で決めるより、場所で決めるほうが復帰しやすかったです。
人に勧めるかどうかで言えば、勧めます。ただし中学英文法が固まっていることが条件です。文法が崩れているとチャンクの工程で意味が取れず、結局は音だけを追う形になります。
その場合は、シャドプラスに追加料金なしで付いてくる文法解説動画を先に見る手があります。公式ページによると『英文法の鬼100則』著者・時吉秀弥氏による全40本の特別動画講座が見放題と記載されていました。
シャドーイングのやり方に関するよくある質問
シャドーイングは英文を見ながらやってもいいですか
見ながらやってよいかどうかの一律の答えは、3社の公式ページには書かれていませんでした。
ただしシャドプラスの公式ページには、スクリプトのON/OFFが切り替えられること、うまく発音できないところは音声変化を画面上で確認できることが機能として書かれています。見る場面と見ない場面を分ける前提の作りになっています。
シャドーイングは1日何分やればいいですか
シャドプラスの公式ページには「1日15分から取り組める」と書かれています。シャドテンの公式ページには分数の記載がありませんでした。
ENGLISH COMPANYの公式ページにある1日1時間から1時間半という数字は、シャドーイングだけの時間ではなく自宅学習全体の時間です。混同しないようにしてください。
シャドーイングの効果はどのくらいで出ますか
シャドテンの公式のよくある質問には、慣れるだけで1ヶ月くらい、成長を感じられる段階まで3ヶ月近くかかると書かれていました。
期間はあくまで公式の記載であり、誰でも同じ結果が出るという意味ではありません。伸び方には個人差があります。
シャドーイングは初心者がやっても意味がありますか
ENGLISH COMPANYの公式ページのフェーズ分けでは、シャドーイングはPhase 3とPhase 4に置かれており、Phase 0〜2には出てきません。
基本文法・基本語彙が抜けている段階や、返り読みが残っている段階では、別のトレーニングが先に置かれている、という並びです。
シャドーイングの教材は何を使えばいいですか
公式が明確に否定していたのは「自分のレベルに対して難しすぎる教材」です。洋画やスピーチが例として挙げられていました。
具体的にどのレベルなら適切かの基準は、公式ページには記載がありませんでした。ここは無料体験で見てもらうところになります。
シャドーイングの添削は毎日受けられますか
シャドテンの公式には「1日1回、24h以内に毎日必ず添削いたします。年末年始や祝日、大型連休でもいつでも添削を受けられる」と書かれています。
シャドプラスのフィードバックプランは、音声送信が1日1回まで、フィードバックは翌営業日までと記載されており、録音が不明瞭で添削できなかった場合も1回分としてカウントされると明記されていました。
まとめ|シャドーイングのやり方は、順番を守るだけで結果が変わります
シャドーイングのやり方について、2026年9月8日時点の公式ページから確認できたことをまとめます。
- シャドプラス公式は「準備が9割」とし、単語→チャンク→リピーティング→シャドーイングの4ステップを提示している
- シャドテン公式は、聞こえていない音は自分では気づけないとして、毎日1回の添削で回す形を取っている
- ENGLISH COMPANY公式は、シャドーイングをプロソディーとコンテンツの2種類に分け、Phase 3とPhase 4に置いている
- 3社とも、いきなり音を追いかける形は失敗パターンとして扱っている
一方で、1本を何回繰り返すか、教材のレベルをどう選ぶかという具体的な基準は、どの公式ページにも記載がありませんでした。
ここを埋めるには、無料体験や無料カウンセリングで自分の状態を見てもらうしかありません。無料の枠で確認したい6項目は、この記事の中ほどに置いてあります。
最新の内容と金額は、必ずシャドプラス公式サイトとシャドテン公式サイト、ENGLISH COMPANY公式サイトでご確認ください。
本記事の情報は2026年9月8日時点で、シャドプラス公式サイト(トップページ・特定商取引法に基づく表示)、シャドテン公式サイト(トップページ・特定商取引法に基づく表示)、ENGLISH COMPANY公式サイト(メソッドページ・特長ページ・パーソナルトレーニングコースページ)、STRAIL公式サイト(サービスページ)を確認して作成しました。
筆者が自分で課金して使ってきたのはシャドプラスのみで、シャドテンについては公式に書かれている条件と数字だけを扱っています。条件や金額は改定されることがあるため、申し込み前に公式ページと契約書面をご自身でご確認ください。
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コメント
コメント一覧 (6件)
[…] 音読やシャドーイングの細かいやり方は、シャドーイングのやり方の記事にまとめています。↓ […]
[…] シャドーイングそのものの手順から固めたい人は、シャドーイングのやり方|英語コーチングが必ず入れる手順を先に読んでください。↓ […]
[…] 通して話す材料の作り方は、シャドーイングのやり方の記事がそのまま使えます。↓ […]
[…] シャドーイング自体の手順を先に知りたい人は、シャドーイングのやり方の記事から読んでください。↓ […]
[…] やり方そのものは、シャドーイングのやり方の記事で読めます。↓ […]
[…] 聞きながら追いかけるほうの手順はシャドーイングのやり方にまとめている。↓ […]