プログリットとトライズを並べて調べると、どちらも「1日3時間」「短期集中」と書いてあって、何が違うのか分からなくなります。
英語コーチとしてこの2社の公式ページを定期的に見ていますが、違いが出るのは学習時間ではなく「期間の刻み方」と「料金の見せ方」です。
この記事では、progrit.co.jp のコース・料金ページ、ビジネス英会話コースページ、よくある質問ページ、校舎ページと、toraiz.jp の料金ページ、よくある質問ページを2026年9月8日に開いて、書いてあった数字だけを突き合わせました。
先にお伝えしておくと、私はプログリットもトライズも受講していません。ですので受講した感想は1行も書かず、公式に書かれている条件と数字だけを扱います。
公式ページに載っていなかった項目は、それらしい数字で埋めずに「公式ページには記載がありませんでした」とそのまま書きます。
どちらも数十万円から百万円を超える買い物なので、揃っている数字と揃っていない数字を分けて見るほうが役に立つはずです。
【結論】プログリットとトライズの違いは、学習時間は同じ1日3時間で、期間の刻み方と料金の出し方が違う点です
結論から書きます。2社の公式ページに書かれている1日あたりの学習時間は、どちらも3時間で同じでした。
プログリットのビジネス英会話コースのページには「3時間の学習を毎日実施。忙しい日々の中で学習時間を最大化するために、生活習慣から見直し、学習スケジュールを作成します。」と書かれています。
トライズのよくある質問には「1日3時間・1年で1,000時間」というペースが理想的だ、と書かれていました。
違いが出るのはその先です。プログリットは2ヶ月から12ヶ月までを4つのプランに刻み、トライズは目的とレベルごとに2ヶ月から12ヶ月の目安を出しています。
| 項目 | プログリット | トライズ |
|---|---|---|
| 1日の学習時間 | 3時間 | 3時間 |
| 期間の刻み | 2・3・6・12ヶ月の4プラン | 目的別に2・3・6・12ヶ月 |
| 料金の表示 | 税込・入会金込みの総額 | 税抜と税込を併記 |
| 入会金 | 55,000円(料金に含む) | 記載を確認できず |
| ネイティブのレッスン | コース料金には含まれない | 週3回・年間144回 |
| 面談 | 週1回 | 2週間ごと |
ひとことで言えば、プログリットは自習の設計と管理に振り切っていて、トライズはネイティブのレッスンを大量に積む形です。
この差が、同じ「1日3時間」でも中身をまったく別のものにしています。
プログリットとトライズの学習時間は、公式にどう書かれているか
プログリット側の記述は「緻密な計画と実績管理で学習時間を最大化」という見出しの下にあります。
そこに「3時間の学習を毎日実施」と書かれていて、時間そのものが目標として置かれています。
トライズ側は、なぜ3時間なのかという理由まで書かれていました。
「日本人が英語を習得するには、効率的に学習したとしても最低2,200時間が必要と言われています。日本人は学生時代に約1,200時間の英語学習をしていますので、あと短くても1,000時間はかかります。」という説明です。
そのうえで「もし、1,000時間を3ヶ月で学習すると、1日約11時間。とても無理な数字です。」と書き、1年で1,000時間というペースに落とし込んでいます。
トライズのよくある質問には「1ヶ月で100時間弱行います」という記述もありました。
一方、プログリット側で「合計何時間」という総量の記載は、私が見たコース・料金ページとよくある質問ページには見当たりませんでした。
時間を「1日あたり」で示すのが両社共通で、「総量」で示すのはトライズだけ、という違いです。
プログリットの受講期間は2ヶ月・3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月の4プランです
プログリットのよくある質問には「2ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月のプランがございます。卒業生向けの継続コースに限り、1ヶ月〜ご用意しています。」と書かれていました。
コースは4種類です。ビジネス英会話コース、初級者コース、TOEIC L&R TESTコース、TOEFL iBT TEST/IELTSコースが並んでいました。
初級者コースの対象は「TOEIC L&Rが450点以下」と書かれています。
期間の選び方についての基準は、コース・料金ページには書かれていませんでした。無料カウンセリングで提案する形です。
なおプログリットのトップの案内には「3ヶ月続けた後の英語力が分かる」という文言が繰り返し出てくるので、標準として想定されているのは3ヶ月だと読めます。
ビジネス英会話コースのページでも、おすすめプランとして3ヶ月の632,500円が最初に表示されていました。
トライズの受講期間はレベル別に示されていて、プログリットの刻み方とは考え方が違います
トライズのよくある質問には「1年間の学習は必須ではありません」と明記され、そのうえで受講期間の目安が箇条書きで出ていました。
| 目的 | トライズが示す受講期間の目安 |
|---|---|
| 英語を話せるようになる(初級者) | 12ヶ月 |
| 英語を話せるようになる(中級者) | 6〜12ヶ月 |
| 英語を話せるようになる(上級者) | 3〜6ヶ月 |
| プレゼン・会議など特定の英語力向上 | 3ヶ月 |
| TOEIC対策 | 2ヶ月 |
| IELTS・TOEFL対策 | 3ヶ月 |
プログリットが「プランの長さを選ぶ」形なのに対し、トライズは「今の英語力と目的から期間が決まる」形で書かれています。
同じ4段階でも、選ぶ主語が違うわけです。
ただし、この目安どおりに提案されるかどうかは、実際のカウンセリングを受けないと分かりません。
トライズ側には「受講生の英語力や目標に応じて、できるだけ最短で目標を達成できる受講期間をご提案しています。無駄に長期間学習する必要はありません。」という記述もありました。
プログリットの料金は入会金55,000円を含んだ税込の総額で表示されています
プログリットの料金表は、表の下に「※税込価格 ※入会金¥55,000を含む」と1行で書かれていました。ここが比較のときに効いてきます。
| コース | 2ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 12ヶ月 |
|---|---|---|---|---|
| ビジネス英会話コース | 457,600円 | 632,500円 | 1,190,200円 | 2,299,000円 |
| 初級者コース | 457,600円 | 632,500円 | 1,190,200円 | 2,299,000円 |
| TOEIC L&R TESTコース | 457,600円 | 632,500円 | 1,190,200円 | 2,299,000円 |
| TOEFL iBT TEST/IELTSコース | ― | 665,500円 | 1,223,200円 | 2,332,000円 |
いずれも税込で、入会金55,000円が含まれた金額です。
TOEFL iBT TEST/IELTSコースだけ高いのは、注記に理由が書かれていました。「上記料金に一律追加で税込33,000円を頂戴します(教材・テスト費)」です。
追加費用については「一部のお客さまのカリキュラムに含まれる『オンライン英会話』についてのみ、外部サービスと別契約が必要となり別料金がかかります。それ以外の教材費はコース料金に含まれております。」と明記されています。
そのオンライン英会話の金額は「約3,500円〜10,000円程度/月」と書かれていました。
教材費が別で乗らない設計は、総額を読みやすくしています。
トライズの料金は税抜と税込の併記で、プログリットとは表示の作りが違います
トライズの料金ページに載っていたのは「特別割引適用の料金」という見出しの付いた金額でした。通常料金ではない点に注意が要ります。
| コース | 期間 | 税抜 | 税込 | 一括払いの月あたり |
|---|---|---|---|---|
| TOEIC対策専用コース | 2ヶ月 | 340,800円 | 374,880円 | 170,400円 |
| スキルアップコース | 3ヶ月 | 502,120円 | 552,332円 | 167,373円 |
| スピーキング本科コース | 6ヶ月 | 708,000円〜 | 778,800円 | 118,000円 |
| スピーキング本科コース | 12ヶ月 | 874,000円〜 | 961,400円 | 72,833円 |
表の上には「※受講月数やレッスン回数などで料金は変動します。」という注記が付いています。
さらに「さらに一括払いなら、最大37万円割引」「月払いではなく、一括払いでお支払いの場合、受講期間に応じて大幅割引をご適用いたします。」とも書かれていました。
つまり、上の金額は一括払いを前提にした割引後の数字だと読めます。月払いにしたときの金額は、料金ページには記載がありませんでした。
入会金についても、私が見た料金ページとよくある質問ページには記載を見つけられませんでした。あるともないとも書かれていない状態です。
プログリットが「入会金込みの税込総額」を1枚の表で出しているのに対し、トライズは「割引後・税抜と税込の併記・変動あり」という作りです。同じ土俵に乗せるには少し手間がかかります。
プログリットとトライズを同じ期間で並べると、金額の差はこうなります
両社の公式に載っていた税込金額を、同じ期間どうしで並べ直しました。プログリットはビジネス英会話コース、トライズはスピーキング本科とスキルアップコースの数字です。
| 期間 | プログリット(税込) | トライズ(税込) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 2ヶ月 | 457,600円 | 374,880円(TOEIC対策) | 82,720円 |
| 3ヶ月 | 632,500円 | 552,332円(スキルアップ) | 80,168円 |
| 6ヶ月 | 1,190,200円 | 778,800円(スピーキング本科) | 411,400円 |
| 12ヶ月 | 2,299,000円 | 961,400円(スピーキング本科) | 1,337,600円 |
差額の欄は、上の2つの金額を私が引き算しただけのものです。公式に載っている数字ではありません。
そして、この引き算は中身が同じ前提のときにしか意味を持ちません。実際にはコース名も内容も違います。
ここで読み取れるのは、期間が長くなるほど差が開くという傾向です。
プログリットは月あたりの単価がほぼ一定で伸びていくのに対し、トライズは長い期間ほど月あたりが下がる設計になっています。トライズの料金ページには一括払いの月あたり金額として、6ヶ月が118,000円、12ヶ月が72,833円と書かれていました。
プログリットとトライズのレッスン回数と面談頻度は、はっきり違います
ここが金額差の中身です。トライズはネイティブコーチのレッスンを大量に含み、プログリットは基本的に自習の設計と管理です。
トライズの料金ページには、12ヶ月のスピーキング本科コースの内訳が回数付きで並んでいました。
| トライズ(スピーキング本科12ヶ月) | 回数 |
|---|---|
| プライベートレッスン | 全0〜144回(任意) |
| プログレスチェック(面談) | 全24回 |
| シミュレーション学習 | 全96回 |
| スピーキング学習 | 全288回 |
| リスニング学習 | 全288回 |
| フィードバックメール | 全240回 |
| 英語テスト | 全13回 |
トライズ側には「専属ネイティブコーチがロールプレイなど実践的なレッスンを週3回、年間144回実施」という記述もありました。
対してプログリットのよくある質問は「プログラムには、AI英会話アプリ『ディアトーク』が組み込まれています。受講生の皆さまは追加料金なしで全機能をご利用いただけ」と書いています。人によるレッスンではなくAIです。
人と話す枠が必要な場合は「お客さまの目標達成に必要な場合は、カリキュラムの一部として『オンライン英会話』を盛り込みます」とあり、これは外部サービスの別料金です。
面談の頻度も違います。プログリットは週1回の面談、トライズは2週間ごとの面談(プログレスチェック)と書かれていました。
管理の細かさはプログリット、実際に話す量はトライズ。これが2社のいちばん大きな違いです。
プログリットとトライズの支払い方法と分割の違い
支払いの選択肢はプログリットのほうが多く、トライズはカードが使えません。
プログリットは「銀行振込(一括のみ)、ショッピングクレジット、クレジットカードの3つ」と書かれています。
ただし注記があり、「カウンセリングをオンラインで受けられた場合、受講申込時にクレジットカードはご利用いただけません」とのことでした。
トライズは「銀行振込による一括払いをご利用いただけます。また、一部のコースを除き、口座振替による月払いにも対応しております。なお、クレジットカードにつきましてはご利用いただけません。」と明記されていました。
プログリットの分割払いシミュレーションは、公式に表として出ています。3ヶ月プラン632,500円の場合、12回で分割払金合計661,298円、24回で688,652円、36回で716,746円でした。
| プログリット3ヶ月プラン(632,500円) | 初回 | 月々 | 分割払手数料 | 分割払金合計 |
|---|---|---|---|---|
| 12回 | 54,498円 | 53,800円 | 28,798円 | 661,298円 |
| 24回 | 29,652円 | 28,000円 | 56,152円 | 688,652円 |
| 36回 | 22,746円 | 19,400円 | 84,246円 | 716,746円 |
この表には「頭金15,000円」「金利8.5%(実質年率)」という前提が注記されていました。いずれも税込表示です。
トライズ側に同じ形の分割シミュレーション表は、料金ページには載っていませんでした。
プログリットとトライズの返金保証は、期間も戻る範囲も違います
どちらも保証はありますが、条件の書き方がかなり違いました。
| 項目 | プログリット | トライズ |
|---|---|---|
| 無条件で全額が戻る期間 | 受講開始後30日以内 | 受講開始から1ヶ月以内 |
| 戻らないもの | 入会金 | 記載を確認できず |
| 期間を過ぎたあと | 日割りで未受講分を返金/最大5万円の解約金 | 法律で定められた解約手数料を除いた残り期間の受講料 |
| スコア未達の保証 | 記載なし | 無料で1ヶ月延長(1回のみ) |
| レッスンの振替 | 記載なし | 受講月数×1回(最大12回) |
プログリットの全額返金保証は「受講開始後30日以内であれば全額返金(※入会金を除く)される制度です」と書かれています。
30日を超えた場合については「日割りで未受講分は返金保証します。未受講分の残り日数により、最大5万円の解約金が発生いたします。」と明記されていました。
トライズは「受講開始から1ヶ月以内にご退会された場合、トライズは無条件で全額返金いたします。」という書き方です。
加えて「万が一英会話試験で規定スコアに到達できなかった場合、無料で受講期間を1回のみ1ヶ月延長いたします。」という保証がありました。対象の試験やスコアはコースによって異なる、とも書かれています。
スコアの保証まで書いているのはトライズだけ、入会金の扱いまで明記しているのはプログリットだけ、という状態です。
プログリットとトライズの割引と教育訓練給付制度の違い
割引の作りも対照的でした。プログリットは4種類の割引を名前付きで出し、トライズは一括払いの割引とカウンセリング特典を出しています。
- 今すぐ割(カウンセリングの当日に申し込み)
- ともだち割(受講生・卒業生からの紹介)
- リスタート割(他の英語スクールから6ヶ月以内の転換)
- 学生応援割(フルタイムで学業に専念している方)
この4つはいずれも「条件達成で受講料2.2万円オフ」と書かれていて、併用はできない、申し込み後の遡り適用もできない、新規入会の方限定、という条件が付いています。
トライズ側は、私が見た2026年9月8日時点で「9/10まで 無料カウンセリングご参加の方に VERSANT&リスニング学習マニュアル プレゼント!」という期間限定の表示が出ていました。
金額の割引としては、前に書いた「一括払いなら最大37万円割引」がトライズ側の目玉です。
一般教育訓練給付制度は、どちらも受講料の20%・最大10万円という同じ枠組みです。違うのは対象コースでした。
| 会社 | 給付制度の対象として書かれていたコース |
|---|---|
| プログリット | ビジネス英会話コース(3ヶ月/6ヶ月)、TOEIC L&Rコース(3ヶ月) |
| トライズ | ゼロから始める英語初心者コース(3ヶ月)、英語プレゼン実践コース(3ヶ月)、実践ファシリテーションコース(3ヶ月)、インターナショナルスクール対策英語コース(3ヶ月)、ワーホリ準備英語コース(3ヶ月)ほか |
注意したいのは、トライズの主力であるスピーキング本科コースが、私が確認できたよくある質問の対象コース一覧には出てこなかったことです。
プログリットとトライズの校舎数とオンライン対応の違い
プログリットの校舎ページには13校が並んでいました。トライズのスクール一覧には11センターとオンラインセンターが並んでいます。
| 会社 | 拠点 |
|---|---|
| プログリット(13校) | 有楽町・神田秋葉原・新宿センタービル・渋谷・目黒・池袋・六本木・品川・横浜・名古屋・阪急梅田・京都・神戸三宮 |
| トライズ(11センター) | 六本木・東京丸の内・日本橋・新宿南口・新宿三丁目・銀座・品川・横浜西口・大阪梅田・名古屋名駅・福岡天神 |
京都と神戸に拠点があるのはプログリットだけ、福岡に拠点があるのはトライズだけ、という分かれ方です。
どちらもオンライン受講に対応しています。プログリットは「オンライン受講が可能です。対面受講の場合と同等の英語力の伸び実績を上げております。」と書いていました。
トライズは「トライズはサービス開始当初より、すべてのプログラムをオンラインでもご受講いただける仕組みを提供しています。」としています。
海外在住でも受講できると書いているのも両社共通でした。
プログリットとトライズが公表している数字の出し方は、ここが違います
実績の見せ方にも差がありました。トライズは母数と平均点を出し、プログリットはデータ件数と修了条件を出しています。
トライズの記載は「【トライズの実績(2019〜2022年/全受講生3,431人対象)】100〜199時間学習時:VERSANT平均42.0点(受講開始1〜2ヶ月)、1,000時間学習時:VERSANT平均47.2点」でした。
継続率についても「トライズの1年間のプログラムを、実際に96.1%の受講生が継続されています。」と書かれています。
受講者の属性は「受講生の77.9%はビジネスパーソンの方」でした。
プログリット側は「25,000人以上の学習データを基に、科学と実践データの両面から専用のカリキュラムを作成します。」という書き方で、スコアの平均値は載っていませんでした。
そのかわり修了条件が具体的です。「面談出席率80%以上、週次面談内での確認テスト到達度、受講前後のテスト受験(VERSANT/TOEIC L&R)がプログラム修了条件となります。」と明記されていました。
給付金を使う場合は、この修了条件を満たすことが前提になる、とも書かれています。
プログリットとトライズの公式ページに書かれていなかったこと
比べるときに知りたいのに、公式ページでは埋まらなかった項目を並べます。ここが一番の差別化ポイントだと考えています。
| 公式で確認できたこと | 公式では確認できなかったこと |
|---|---|
| 両社とも1日3時間の学習 | その3時間の内訳(何にどれだけ使うか) |
| プログリットの税込・入会金込みの総額 | トライズの入会金の有無と金額 |
| トライズの割引適用後の金額 | トライズの割引前の通常料金 |
| トライズの一括払いの月あたり金額 | トライズの月払いにしたときの総額 |
| プログリットの分割シミュレーション | トライズの分割シミュレーション |
| 両社の校舎の所在地 | 校舎ごとの営業時間と自習室の開放時間 |
とくに重いのはトライズの通常料金です。表示されているのが「特別割引適用の料金」なので、割引が終わったあとにいくらになるかは公式ページからは読み取れませんでした。
プログリット側にも埋まらない箇所があります。自習室について「全国の校舎で自習室が利用可能」とありますが、「校舎や曜日、時間帯によってはご利用いただけない場合がございます」とも書かれていて、条件は書かれていませんでした。
この5つは、無料カウンセリングで聞かないと埋まらない部分です。
プログリットとトライズのどちらが向くかは「1日に出せる時間」で決まります
2社の公式が求めている自習時間は、どちらも1日3時間です。ここを平日に出せるかどうかが、最初の分岐点になります。
3時間を出せる前提で、次に見るのは「人と話す量が必要か」です。
ネイティブとのレッスンを週3回・年間144回まで積みたいならトライズの形が合いますし、管理と自習の設計だけでよければプログリットの形が合います。
問題は、3時間を出せない場合です。私の見立てでは、ここで無理にどちらかを選ぶと、金額に対して消化しきれない結果になりやすいところです。
1日1〜1.5時間しか出せないなら、そもそも自習時間の前提が違うサービスを見たほうが早いです。私が実際に無料体験を受けたのはENGLISH COMPANYとSTRAIL(ストレイル)の2社で、どちらも「自主学習は1日1時間〜1時間半程度」と公式に書いています。
ENGLISH COMPANYのよくある質問には「一般的な英語コーチングスクールが毎日3〜4時間の自宅学習を課すなか、ENGLISH COMPANYが求めるのは1日1時間〜1時間半程度です」と書かれていました。
私が受けたのはこの2社の無料体験と無料カウンセリングだけなので、体験にもとづいて語れるのもこの2つまでです。プログリットとトライズについては、公式に書いてあることしか書きません。
時間の前提が合っているかを先に確認する。これが1番効く順番です。
プログリットとトライズの無料カウンセリングで確認したい6つのこと
公式で埋まらなかった項目は、そのままカウンセリングで聞く質問になります。
- トライズ:入会金はあるか、あるといくらか
- トライズ:割引が適用されない場合の通常料金はいくらか
- トライズ:月払いにしたときの総額はいくらになるか
- プログリット:オンライン英会話が自分のカリキュラムに入るかどうか
- プログリット:通う予定の校舎で自習室が使える曜日と時間帯
- 両社:1日3時間の内訳を、自分の生活で組めるか
プログリットの無料カウンセリングは「約1時間です。相談事項がたくさんある場合や、お申込いただく際の手続きに時間を要する際は、最大90分程度お時間を頂戴するケースがございます。」と書かれていました。
中身は「①過去の英語学習状況や今後の目標等のヒアリング、②現時点の英語力診断(複数の英語テスト)、③ご受講される際の最適なカリキュラムのご提案及びプログリットのサポート体制のご説明」の3つです。
トライズのカウンセリングは「ヒアリング/学習メソッド解説/学習プランのご提案/教材紹介」の4つで、所要時間の記載は料金ページには見当たりませんでした。
予約は、プログリットが「30秒でカンタン予約」、トライズが「60秒で完了」と表示していました。どちらもオンラインで受けられます。
プログリットとトライズの違いについてよくある質問
学習時間が同じなら、どちらを選んでも同じですか
1日3時間という数字は同じですが、その中身が違います。トライズはネイティブコーチのレッスンが週3回・年間144回まで含まれ、プログリットはAI英会話アプリが含まれ、人とのオンライン英会話は外部サービスの別料金です。
どちらが安いですか
公式に載っている税込金額どうしを並べると、同じ期間ではトライズのほうが低い数字でした。ただしトライズ側は「特別割引適用の料金」であり、プログリット側は入会金込みの総額なので、条件が揃っていない比較になります。
クレジットカードは使えますか
プログリットは使えます(ただしオンラインカウンセリングで受けた場合、受講申込時のカード利用は不可と書かれています)。トライズは「クレジットカードにつきましてはご利用いただけません」と明記されていました。
初心者でも受けられますか
プログリットには「TOEIC L&Rが450点以下」向けの初級者コースがあり、「受講生の約1/3は初級者」と書かれています。トライズにも「ゼロから始める英語初心者コース」があり、初級者の受講期間の目安は12ヶ月と示されていました。
途中でやめたらお金は戻りますか
プログリットは受講開始後30日以内なら入会金を除いて全額、30日を超えると日割りで未受講分(最大5万円の解約金)と書かれています。トライズは受講開始から1ヶ月以内なら無条件で全額、それ以降は法律で定められた解約手数料を除いた残り期間の受講料と書かれていました。
まとめ|プログリットとトライズの違いは、期間の刻み方と料金の出し方に集約されます
プログリットとトライズは、1日3時間という学習時間の前提が同じです。ここは公式の記述が一致していました。
違いは3つに整理できます。
1つ目は期間です。プログリットは2・3・6・12ヶ月の4プランから選ぶ形、トライズはレベルと目的から期間が決まる形でした。
2つ目は料金の出し方です。プログリットは入会金55,000円を含んだ税込の総額を1枚の表で出し、トライズは割引適用後の金額を税抜と税込で併記していました。
3つ目は中身です。トライズはネイティブコーチのレッスンが週3回・年間144回、プログリットはAI英会話アプリと週1回の面談。人と話す量に大きな差があります。
一方で、トライズの入会金の有無、割引前の通常料金、月払いにしたときの総額、そして両社の3時間の内訳は、公式ページには記載がありませんでした。
この4つが埋まらないと総額の比較は完成しないので、無料カウンセリングで聞くところになります。
そして、そもそも1日3時間を出せるかどうかが最初の関門です。出せないと感じるなら、自習1〜1.5時間を前提にしているENGLISH COMPANYやSTRAIL(ストレイル)の無料体験を先に受けて、時間の前提から比べるほうが早く決まります。
最新の金額は必ずプログリットのコース・料金ページとトライズの料金ページでご確認ください。
本記事の情報は2026年9月8日時点で、progrit.co.jp のコース・料金ページ、ビジネス英会話コースページ、よくある質問ページ、校舎ページと、toraiz.jp の料金ページ、よくある質問ページを確認して作成しました。
筆者はプログリットもトライズも受講しておらず、本文に受講した感想は含めていません。金額や条件は改定されることがあるため、申し込み前に公式ページと契約書面をご自身でご確認ください。
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