英語コーチングで発音は直してもらえるのか。これは料金表を見ても、比較サイトを読んでも、はっきりしないままになりやすい項目です。
英語コーチとして、この質問は毎月のように受けます。「話す内容は問題ないと言われるけれど、発音だけが自信ない」という相談です。
そこでこの記事では、英語コーチング10社とシャドーイング添削2サービス、あわせて12サービスの公式ページを2026年9月8日に開いて、「発音」という言葉が何回出てきて、どう説明されているかだけを数えました。
先にお伝えしておくと、私が無料体験・無料カウンセリングを受けたのはENGLISH COMPANYとSTRAILの2社、実際に使ったのはシャドプラス(約7ヶ月)だけです。それ以外のサービスは受講していないので、受講した感想は1行も書きません。
公式ページに載っていなかった項目は、それらしい説明で埋めずに「公式ページには記載を確認できませんでした」とそのまま書きます。
「載っていない」という事実そのものが、この比較ではいちばん重要な情報になります。
【結論】発音矯正を正面から掲げている英語コーチングは、12サービス中1つだけでした
結論から書きます。今回調べた12サービスのうち、発音そのものを目的に掲げているプログラムは、ミライズ英会話の「シャベリッシュ」1つだけでした。
ミライズ英会話の公式サイトのトップページには、シャベリッシュの説明として「発音特化の短期集中プログラム」「”音”から発話の瞬発力まで作り込む」と書かれています(2026年9月8日確認)。
残りの11サービスは、発音を「目的」ではなく「聞き取りのための手段」として扱っているか、あるいは公式ページに発音の記載そのものがありませんでした。
この差は、比較表を作ってはじめて見えます。「英語コーチングなら発音も見てもらえるだろう」という前提は、公式ページの記述からは確認できませんでした。
以下、1社ずつ、どのページに何が書いてあったかを並べます。
発音矯正の比較表|12サービスの公式ページに書かれていたこと
まず全体像です。各社の公式ページを開いて、「発音」という言葉が出てくるかどうかと、その使われ方を表にしました。
| サービス | 公式ページで確認できた発音の扱い | 確認したページ |
|---|---|---|
| ミライズ英会話(シャベリッシュ) | 「発音特化の短期集中プログラム」。母音15・子音24から作り直すと明記 | トップページ/シャベリッシュのページ |
| シャドプラス | 「添削つきプランなら、発音やリズムの改善点まで分かります」 | トップページ |
| シャドテン | よくある質問で「発音の向上にも寄与する部分はあるが、あくまでもリスニング力向上を目的として」と説明 | トップページ |
| ENGLISH COMPANY | 「音声変化」の説明のなかで発音に言及。目的は聞き取り(音声知覚) | メソッドのページ |
| PROGRIT | AIの機能として「発音分析」の記載 | トップページ |
| トライズ | 随時開催の英語学習セミナーで「発音」を扱うと記載 | トップページ/コースのページ |
| ワンナップ英会話 | 「リスニング(発音)のワークショップ」の記載 | トップページ |
| ENGLEAD | コーチ紹介で「発音指導」を得意分野とするコーチの表示 | トップページ |
| STRAIL | 「発音」の記載を確認できませんでした | トップページ/サービスのページ |
| RIZAP ENGLISH | 「発音」の記載を確認できませんでした | トップページ |
| スパルタ英会話 | 「発音」の記載を確認できませんでした | トップページ/目標別カリキュラム |
| Bizmatesコーチング | 「発音」の記載を確認できませんでした | コーチングのページ |
この表で見てほしいのは下の4行です。英語コーチングの大手であっても、公式ページに発音の記載がないサービスが4つありました。
「記載がない」は「やっていない」とイコールではありません。ただし、公式が売りとして書いていない以上、そこを期待して申し込むのは筋が悪いということです。
なお今回は、各社の公式サイトを2026年9月8日に取得し、ページ内に「発音」という文字列があるかどうかを機械的に数えました。動画の中や、資料請求後の説明資料までは追えていません。
「発音矯正」という言葉が公式に出てきたのは、12サービス中1か所だけでした
もう一段細かく見ます。「発音」ではなく「発音矯正」という4文字がそのまま出てきたページは、12サービスのうち1か所しかありませんでした。
それがシャドテンのよくある質問です。質問文はこうです。「シャドーイングは、文法理解や発音矯正の効果はありますか?」
そして答えが重要です。「シャドーイングは、リスニング、特に『音声を知覚する』力を鍛えることを主な目的とするトレーニングです。シャドーイングを行うことで文法や発音の向上にも寄与する部分はありますが、あくまでもリスニング力向上を目的としてシャドテンをご活用ください」と書かれていました。
つまり「発音矯正」という言葉が出てきた唯一の場所で、公式自身が「それは主目的ではない」と言っています。
私はこの書き方を評価しています。期待値を上げて売る書き方をせず、目的を限定して書いているからです。
この1行を読まずに「シャドーイングをやれば発音が直る」と思って始めると、期待とずれます。
発音矯正を正面から掲げる唯一のプログラム|ミライズ英会話のシャベリッシュ
12サービスのなかで、発音を第1ステップに置いていると公式に書いているのはシャベリッシュだけでした。中身も具体的に書かれています。
シャベリッシュのページには、設計の考え方がこう書かれています。「発せない音は、聞き取れない。だから、音から作り直す。」
その根拠として「日本語にない音は、自分で発せない限り、聞いても認識できません」という説明が続きます。
ステップは3つに分かれていました。
| ステップ | 公式の記載 |
|---|---|
| Step 1 音を、作る | 母音15・子音24、リンキングやリダクションなどの音声変化を、専用教材とネイティブ講師のレッスンで習得 |
| Step 2 反射に、変える | 特許AIが仕事から生成した頻出表現を、瞬間発話トレーニング(RSP)で反復 |
| Step 3 実戦で、仕上げる | ロールプレイ、想定外の質問への切り返し、即興のディスカッション |
母音15・子音24という数字まで出しているのは、今回調べた12サービスのなかでここだけでした。何を扱うのかが数で示されている点は、比較のうえで大きな違いです。
週の回し方も書かれています。日本人コーチ面談が週1回、ネイティブ講師レッスンが週1〜2回、自主学習が1日30分〜1時間という構成です。
ネイティブ講師レッスンの説明には「ロールプレイの相手役、発音の即時修正、そして想定外の質問」とありました。発音を直す時間が、レッスンの中に明示されている形です。
なお、このサービスは以前「ハツオン」という名前でした。公式ページに「『ハツオン』はサービス内容のアップデートとリブランディングを行い、シャベリッシュとして提供いたします」と告知されています。
発音矯正に特化したシャベリッシュの料金は、公式に4コース載っています
発音を目的に置いたプログラムがいくらなのかは、比較する側にとって必要な情報です。公式の料金表をそのまま並べます。
| コース | 期間 | 受講料(税込) | 公式の説明 |
|---|---|---|---|
| Entry | 2ヶ月 | 396,000円 | カタカナ英語から脱却し、英語らしい音を出せる状態へ |
| Standard | 3ヶ月 | 528,000円 | 英語らしいリズムで、短い会話を続けられる状態へ |
| Business | 6ヶ月 | 660,000円 | 実務・日常で英語を効果的に活用できる状態へ |
| Premium | 12ヶ月・セブ島1週間留学付 | 1,056,000円 | 英語を使って議論・意思決定ができる状態へ |
表の下には注記が付いています。「※別途入学金33,000円(税込)。現在、先着30名様は入学金無料です。」という一文です。
いちばん短いEntryでも2ヶ月396,000円(税込)です。発音だけを直したいという目的に対して、この金額をどう見るかは人によって割れるところだと思います。
出典はシャベリッシュの公式ページで、2026年9月8日に確認しました。
先着30名の入学金無料は期間や条件が変わる可能性があるので、申し込み前に必ず公式ページで最新の表示を見てください。
ENGLISH COMPANYは、発音矯正ではなく「音声変化」という言葉で書いています
ENGLISH COMPANYのメソッドのページには「発音」という言葉が出てきますが、使われ方がまったく違います。目的が聞き取りだからです。
公式の説明はこうです。Phase 2の段階について「リーディングのスピードは速いものの、音になると聞き取れない状態です。音声変化のルールを覚えてディクテーションを繰り返し、聞き取る力『音声知覚』を養います」と書かれています。
そして音声変化の定義として「ネイティブ特有の省エネ型の発音。法則性を理解して発音練習を繰り返すことで、聞き取りが楽になる」と説明されていました。
「発音練習を繰り返すことで、聞き取りが楽になる」という書き方です。発音練習はしますが、そのゴールは聞き取りに置かれています。
私はENGLISH COMPANYの無料体験を90分受けていますが、そこで扱われたのも「今のあなたの課題はどこか」を切り分ける診断でした。発音のレッスンをする場ではありません。
公式ページのフェーズ表を見ると、Phase 0からPhase 8まで9段階のうち、音に関わるのはPhase 2からPhase 4です。全体のなかの一部分という位置づけだと読めます。
STRAILの公式ページには、発音矯正どころか「発音」の記載がありませんでした
今回いちばんはっきりした結果が出たのがSTRAILです。トップページとサービスのページの両方を取得しましたが、「発音」という言葉が1度も出てきませんでした。
トップページの本文は、タグを除いて約12,600字ありました。そのなかで「発音」は0件です(2026年9月8日確認)。
これは意外な結果ではありません。STRAILはENGLISH COMPANYの姉妹サービスで、レッスンではなく学習の設計に特化したサービスだからです。
公式トップには「1日1時間で結果を出す”超効率型”英語コーチング」というコピーが置かれています。人がつく時間は週1回で、そこでやるのは課題の特定です。
つまりSTRAILは、発音を直してもらう場所ではありません。私は60分の無料体験を受けましたが、そこで扱われたのも診断とその日からやるべき自習の設計でした。
発音を目的にしている人が、価格の安さでここを選ぶとミスマッチになります。
PROGRITの発音矯正にあたる部分は、AIの「発音分析」でした
PROGRITの公式トップページには、発音という言葉が1か所だけ出てきます。人ではなくAIの機能としてでした。
記載はこうです。「英会話練習から質疑応答、発音分析まで。3つのAIがあなたの学習を24時間支えます」(2026年9月8日確認)。
一方で、コース・料金のページには「発音」の記載を確認できませんでした。コースの説明としては掲げていない、ということです。
「発音分析」が具体的に何をするAIなのか、どのコースで使えるのか、追加費用があるのかは、公式トップページには書かれていませんでした。
PROGRITはレッスンを持たず、毎週の面談と毎日のチャットサポートで自習を管理する形のサービスです。人が発音を直す時間があるとは公式に書かれていません。
発音を軸に検討しているなら、無料カウンセリングで「発音分析はどのコースで、何回まで使えますか」と聞くのがいちばん早いと思います。
トライズの発音矯正は、随時開催のセミナーの中に入っていました
トライズの公式ページにも発音の記載はありますが、通常のレッスンではなく、別枠のセミナーとして書かれています。
該当箇所はこうです。「トライズ スピーキング本科では、発音や様々な英語テストのコツ、英語学習成功者の座談会など、通常のレッスンや学習ではカバーできない英語の知識を学ぶことができるセミナーを、随時各センターで実施しています」。
「通常のレッスンや学習ではカバーできない」と公式が書いています。つまり発音は、通常のカリキュラムの外にある扱いです。
もう1か所、トップページには音の話が出てきます。「例えばLocal。ネイティブは『ロコ』に近い発音ですが、『ローカル』と認識していると理解できません。トライズでは、音と意味の紐づけを集中的に実施」という説明です。
ここも目的は聞き取りです。「ネイティブの生きた英語が聞き取れるようになります」と続きます。
セミナーの開催頻度は「随時」としか書かれておらず、月に何回なのかは公式ページに記載を確認できませんでした。
ワンナップ英会話は、発音矯正をワークショップの形で置いています
ワンナップ英会話の公式トップページには、発音がグループ形式のワークショップとして書かれていました。
記載はこうです。「英文法、長文読解、リスニング(発音)のワークショップでは、他の受講者と一緒に学び、仲間と励まし合いながらスキルアップします」(2026年9月8日確認)。
「リスニング(発音)」という括弧の使い方が、この業界の考え方をよく表しています。発音はリスニングの下に置かれている、ということです。
ただしワンナップ英会話は、マンツーマンのレッスンを持っているサービスです。ワークショップとは別に、レッスンの中で発音を扱えるかどうかは公式ページに記載を確認できませんでした。
ワークショップの開催頻度や、コーチングのみの受講者が参加できるかどうかも、今回見たページには書かれていませんでした。
グループで発音を練習する形が合うかどうかは、人によってかなり分かれます。ここは無料体験で実物を見てから決めるところです。
ENGLEADの発音矯正は「コーチの得意分野」として表示されていました
ENGLEADは、サービスの説明ではなくコーチ紹介の欄に発音が出てきます。これも他社とは違う形です。
公式トップページのコーチ紹介では、コーチごとに得意分野のタグが付いています。「日常英会話」「初心者対応」「TOEIC対策」「IELTS対策」などが並ぶなかに、「発音指導」というタグが付いたコーチが掲載されていました(2026年9月8日確認)。
この形は、裏返すと「担当コーチによって発音を扱えるかどうかが変わる」ということです。サービスの標準機能としては書かれていません。
発音を目的にENGLEADを検討するなら、無料カウンセリングで「発音指導ができるコーチを指名できますか」と聞くのが先です。
コーチの指名が可能かどうか、途中で交代できるかどうかは、今回見たページには記載を確認できませんでした。
RIZAP ENGLISH・スパルタ英会話・Bizmatesは、発音矯正の記載を確認できませんでした
この3社については、公式ページに発音の記載を見つけられませんでした。事実として、そのまま書きます。
| サービス | 取得したページ | 「発音」の出現 |
|---|---|---|
| RIZAP ENGLISH | トップページ/スピーキングコースのページ | 0件 |
| スパルタ英会話 | トップページ/目標別カリキュラムのページ | 0件 |
| Bizmatesコーチング | コーチングのページ/オンライン英会話のトップページ | 0件 |
繰り返しますが、これは「発音を扱わない」という意味ではありません。「公式が売りとして書いていない」という意味です。
特にスパルタ英会話とBizmatesは、ネイティブ講師や外国人講師とのレッスンを大量に持つ形のサービスです。レッスンの中で発音を指摘される場面はあると考えるのが自然です。
ただし「体系的に矯正する仕組みがある」と公式が書いていない以上、そこは無料体験で確かめるしかありません。
なおRIZAP ENGLISHについては、2026年9月8日の時点でコース一覧のURLの一部が「ページが見つかりません」と表示されました。サイトの構成が変わっている最中のようです。
発音矯正に近いことを毎日やれるのは、シャドーイング添削サービスでした
今回の12サービスのうち、自分の音を毎日人に聞いてもらえると公式に書いているのは、シャドーイング添削の2つだけでした。
シャドプラスの公式ページには「添削つきプランなら、発音やリズムの改善点まで分かります」と書かれています。
さらに詳しい説明もありました。「専任のシャドーイング添削チームが、あなたの音声を細かくチェックし、発音・音声変化・リズムのズレを的確に指摘。自分では気づけない改善点が明確になるから、練習の質が格段にアップします」という記載です。
ただし条件が付いています。同じページに「(※フィードバックプラン限定、音声送信は1日1回まで)」と明記されていました。
私はシャドプラスを約7ヶ月使いました。音を人に見てもらう仕組みとしては、英語コーチングより手数が多いというのが正直な感想です。1日1回でも、毎日となると回数がまったく違います。
一方でシャドテンは、先に書いたとおり「あくまでもリスニング力向上を目的として」と公式が範囲を限定しています。
同じシャドーイング添削でも、公式の言い方が違うという点は押さえておく価値があります。
詳しい仕組みはシャドプラスの公式ページで確認してください。
なぜ英語コーチングは発音矯正を前面に出さないのか
ここからは、公式ページの書きぶりから読み取れることを書きます。事実ではなく、私の読み方です。
今回12サービスを読んで共通していたのは、音を扱う目的が「聞き取り」に置かれていることでした。
ENGLISH COMPANYは「発音練習を繰り返すことで、聞き取りが楽になる」と書いています。シャドテンは「発せない音は聞き取れない」という前提から入っています。シャベリッシュも「発せない音は、聞き取れない。だから、音から作り直す」です。
3社とも、発音を「聞き取るための手段」として説明しています。ここが揃っているのは偶然ではないと思います。
もう1つは、成果の測り方の問題です。英語コーチングはTOEICやVERSANTのスコアで成果を示す形が定着しています。発音のきれいさを数字で示す方法は、公式ページのどこにも書かれていませんでした。
数字で示せないものは売りにしにくい、という事情はあると思います。
ここは私の推測なので、そのまま鵜呑みにはしないでください。公式に書かれているのは「音を扱う目的は聞き取りである」というところまでです。
発音矯正が目的なら「1日に出せる時間」で選び方が分かれます
では実際にどう選ぶか。私は、発音が目的の場合も「1日に何時間出せるか」から逆算するのが正しいと考えています。
| 1日に出せる時間 | 公式の記載から見た選び方 |
|---|---|
| 30分前後 | シャドーイング添削で毎日音を見てもらう形が現実的 |
| 1時間前後 | 学習設計に特化した英語コーチングで土台を作り、音は別で回す |
| 1〜1.5時間 | トレーニングの時間を人が見る英語コーチング |
| 2時間以上+発音が最優先 | 発音を第1ステップに置いていると公式に書いているプログラム |
1日1時間前後しか出せないならSTRAIL(ストレイル)です。公式が「1日1時間で結果を出す」と明記しているタイプで、私も60分の無料体験を受けています。ただし前述のとおり、公式ページに発音の記載はありません。音は自分で回すことになります。
トレーニングそのものを人に見てもらいたいならENGLISH COMPANYです。こちらは音声変化の扱いが公式のフェーズ表に組み込まれていて、私も90分の無料体験を受けています。
どちらも無料体験があるので、申し込む前に「私の課題は音のどこにありますか」と直接聞いてしまうのがいちばん早い方法です。
私が体験を受けたのはこの2社なので、他社について「おすすめです」とは書きません。
発音矯正について、無料体験・無料カウンセリングで確認したい6つのこと
公式ページだけでは埋まらない部分を、面談で埋めるための質問リストです。どれも今回の調査で「書かれていなかった」項目から作りました。
- 私の音を人が聞いて指摘してくれる時間は、週に何分ありますか
- 指摘するのは日本人コーチですか、ネイティブ講師ですか、それともAIですか
- 個々の音(母音・子音)を扱いますか、それとも音声変化やリズムだけですか
- 録音を提出して添削してもらう仕組みはありますか。頻度の上限はありますか
- 発音の到達度を測る指標はありますか(何をもって良くなったと判断しますか)
- 発音を担当できる講師やコーチを指名できますか
5つ目の「到達度を測る指標」は、今回12サービスのどの公式ページにも書かれていませんでした。この質問に答えが返ってくるかどうかで、そのサービスが発音をどこまで真面目に扱っているかが分かります。
面談は無料ですし、この6つを聞くだけなら15分もかかりません。
発音矯正の比較で、公式ページに書かれていなかったこと
今回12サービスの公式ページを読んで、それでも埋められなかった項目を正直に並べます。ここを埋められるのは各社だけです。
| 知りたかったこと | 2026年9月8日時点の状況 |
|---|---|
| 発音に使う時間が週に何分か | 12サービスいずれの公式ページにも記載を確認できませんでした |
| 発音の到達度をどう測るか | 12サービスいずれの公式ページにも記載を確認できませんでした |
| PROGRITの「発音分析」の中身と対象コース | 公式トップページには記載がありませんでした |
| トライズのセミナーの開催頻度 | 「随時」とのみ記載。回数の記載はありませんでした |
| ワンナップ英会話のワークショップの頻度と参加条件 | 今回見たページには記載を確認できませんでした |
| ENGLEADでコーチを指名できるか | 今回見たページには記載を確認できませんでした |
この6つは、まとめサイトを何本読んでも埋まりません。数字が書かれていない項目に、それらしい数字を書いている記事があったら、その出どころを疑ってください。
私もここを推測で埋めることはしません。無料体験で聞いて、答えが返ってきたものだけを後から追記します。
発音矯正に関するよくある質問
相談されることが多い5つに、公式の記載と私が確認できた範囲だけで答えます。
英語コーチングに入れば発音は直りますか
今回調べた12サービスのうち、発音を目的に掲げているのは1つだけでした。残りは公式ページで発音を主目的として書いていません。入れば直るという前提は、公式の記述からは確認できませんでした。
シャドーイングをやれば発音は良くなりますか
シャドテンの公式は「文法や発音の向上にも寄与する部分はありますが、あくまでもリスニング力向上を目的として」と書いています。目的の順番が公式に明示されている、という理解が正確です。
ネイティブ講師のレッスンがあれば発音は見てもらえますか
シャベリッシュは「ネイティブ講師レッスン」の説明に「発音の即時修正」と明記していました。一方、ネイティブ講師を持つ他社で同様の明記は確認できませんでした。レッスンがあること自体は、発音を見てもらえる保証にはなりません。
発音だけを短期間で直せますか
シャベリッシュのEntryコースが2ヶ月396,000円(税込)で、公式の説明は「カタカナ英語から脱却し、英語らしい音を出せる状態へ」でした。どこまで到達するかには個人差があり、公式にも到達を保証する記載はありません。
安く発音の練習をする方法はありますか
今回の12サービスのなかで、自分の音を毎日人に見てもらえる仕組みを公式に明記していたのはシャドーイング添削でした。ただしシャドプラスは「フィードバックプラン限定、音声送信は1日1回まで」という条件付きです。
まとめ|発音矯正は英語コーチングの主目的ではありませんでした
この記事の要点を並べます。すべて2026年9月8日に各社の公式ページで確認した内容です。
- 発音を目的に掲げていたのは12サービス中1つ(ミライズ英会話のシャベリッシュ)だけ
- 「発音矯正」という言葉が出てきたのは、シャドテンのよくある質問1か所だけ
- ENGLISH COMPANY・トライズ・ワンナップ英会話は、発音を聞き取りの手段として説明している
- STRAIL・RIZAP ENGLISH・スパルタ英会話・Bizmatesは、公式ページに発音の記載を確認できなかった
- PROGRITはAIの「発音分析」、ENGLEADはコーチの得意分野という形で記載
- 自分の音を毎日人に見てもらえる仕組みを公式に書いているのは、シャドーイング添削だけ
- 発音の到達度を測る指標は、12サービスいずれの公式ページにも記載がなかった
最後に、英語コーチとしていちばん伝えたいことを書きます。発音を目的にするなら、まず「自分の音を人が聞く時間が週に何分あるか」で比べてください。
料金でも期間でもありません。音は、聞いてもらわないと直しようがないからです。
そしてその分数は、今回調べた12サービスのどの公式ページにも書かれていませんでした。だから面談で聞くしかありません。
※各社のサービス内容・料金は変更される場合があります。最新の情報は各社の公式サイトでご確認ください(本記事の情報は2026年9月8日時点のものです)。
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