ENGLEAD(イングリード)を調べていると、検索窓に「怪しい」という言葉が並んでいて、申し込む前に手が止まってしまう。そういう相談をよく受けます。
私は英語を教える側にいるコーチです。ENGLEADの受講生ではありませんので、この記事に自分の受講体験は1行も書きません。
代わりにやったのは、ENGLEADの公式サイト・特定商取引法に基づく表示・会社概要・料金ページ・よくある質問を2026年9月11日に取得して、書かれている文言をそのまま並べ直すことです。
公式に書かれていなかった項目は、それらしい説明で埋めずに「公式ページには記載がありませんでした」とそのまま書きます。ページの本文を検索して1件も当たらなかったものだけを、そう書いています。
金額は公式の表記どおりに、税込か税抜かを毎回付けて書きます。
読み終えたときに、「ENGLEADの運営会社は誰で、いくら払い、いつ更新され、どうすれば止められるのか」が全部わかっている状態を目指します。
【結論】ENGLEADは運営会社も契約条件も公開されているサービスでした
先に結論を書きます。ENGLEADは、運営会社・代表者・所在地・電話番号・料金・契約期間・自動更新の条件が、すべて公式サイト上で公開されているサービスでした。
「怪しい」と検索されるときに疑われているのは、たいてい次の4つのどれかです。運営元が分からない、料金が分からない、いつまで払うのか分からない、成果の根拠が分からない。
この4つを、公式ページの記載で1つずつ埋めた結果が下の表です。
| 不安の中身 | 公式に書かれているか | どこに書かれているか |
|---|---|---|
| 運営会社が分からない | 書かれている | 特定商取引法に基づく表示/会社概要 |
| 料金が分からない | 書かれている(税込・税抜の両方) | コース・料金ページ |
| いつまで払うのか分からない | 書かれている(自動更新の条件つき) | 特定商取引法に基づく表示/よくある質問 |
| 点数保証の中身が分からない | 書かれている(適用条件5つを明記) | TOEIC点数保証コーチングコースのページ |
つまり、ENGLEADについて「情報が出てこないから怪しい」という言い方は、公式サイトを開いた時点で成り立たなくなります。
ただし、公開されていることと、自分にとって妥当な金額であることは別の話です。ここから先は、金額と契約条件を具体的に見ていきます。
出典はENGLEADの公式サイトで、2026年9月11日に確認しました。
ENGLEADの運営会社は株式会社Morrow World|特定商取引法に基づく表示を全項目そのまま並べます
運営元の不安は、特定商取引法に基づく表示を1枚読めば、ほぼ解消します。ここに書かれている項目は、法律で書くことが決まっているものだからです。
ENGLEADの表示は、次のようになっていました。
| 項目 | 公式の表記 |
|---|---|
| 事業者の名称 | 株式会社Morrow World |
| 代表者 | 諸澤 良幸 |
| 住所 | 〒105-0021 東京都港区東新橋2-18-2 グラディート汐留ビアンコ3階 |
| 電話番号 | 092-688-1118 |
| メールアドレス | info@englead.jp |
| 支払方法 | クレジットカード(Stripeを通じて支払い)、銀行振込 |
ここで一度引っかかる人が多いのが、住所は東京都港区なのに、電話番号の市外局番が092(福岡)になっている点です。
これは会社概要を見ると説明がつきます。株式会社Morrow Worldは東京・大阪・福岡の3拠点を持っていて、沿革には2023年6月に福岡オフィスを開設し、2025年9月に福岡オフィスを赤坂駅直結の新オフィスへ拡張移転した、と書かれています。
さらに、沿革の最後の行には「2026年1月 東京・渋谷オフィスを汐留へ拡張移転し、東京本社として開設。本店所在地を同所へ移転」とあります。
つまり、住所が2026年1月に変わっています。古い紹介記事と公式サイトで住所が食い違って見えるのは、この移転が理由です。最新の住所は公式の特定商取引法に基づく表示のほうです。
会社概要に書かれていた、そのほかの基本情報も並べておきます。
- 会社名=株式会社Morrow World(英文名称 Morrow World Inc.)
- 設立=2015年11月
- 事業概要=英語コーチング事業/留学事業/オーストラリア学研教室 FC本部
- 関連会社=Morrow World Pty Ltd(オーストラリア法人)
- 取引先銀行=三井住友銀行、楽天銀行、ANZ Bank
- オフィス=東京(港区東新橋)・大阪(北区堂島)・福岡(中央区大名)
沿革によれば、英語コーチングのENGLEADが始まったのは2020年6月です。会社の設立が2015年11月で、それ以前は留学エージェント事業から立ち上がっている、という順番になります。
英語コーチングとしての運営歴は2020年6月から、会社としての歴は2015年11月から。この2つを混同すると「新しい会社なのに高額」という印象になりますので、分けて見たほうが正確です。
出典はENGLEADの特定商取引法に基づく表示と株式会社Morrow Worldの会社概要です。
ENGLEADの料金は月額153,780円(税込)と入会金55,000円(税込)でした
金額をぼかさずに書きます。ENGLEADのオンライン英語コーチングコースは、サブスクプランの場合、受講料が月額139,800円(税抜)、税込153,780円です。
これとは別に、入会金が50,000円(税抜)、税込55,000円かかります。公式の料金ページには「※別途教材費が必要です」という注記も付いています。
公式がまとめている、期間別の合計金額はこうです。
| 受講期間 | 受講料(税込) | 入会金(税込) | 合計(税込) |
|---|---|---|---|
| 2ヶ月 | 307,560円 | 55,000円 | 362,560円 |
| 3ヶ月 | 461,340円 | 55,000円 | 516,340円 |
| 4ヶ月 | 615,120円 | 55,000円 | 670,120円 |
サブスクプランの最低受講期間は2ヶ月です。「1ヶ月だけ試す」という入り方は、公式の料金表の上ではできません。
支払い方法はカード払いで、サブスクプランには分割払いの欄に「✕」が付いています。つまり、サブスクプランは分割払いの対象外という表記です。
ここまでが「怪しい」の中身のうち、いちばん大きい部分だと思います。月15万円台という金額は、英語コーチングの相場を知らない状態で見ると、反射的に身構える額だからです。
ただ、金額が高いことと、金額が隠されていることは別です。ENGLEADは税抜と税込を並べて出しているので、後者には当てはまりません。
なお、特定商取引法に基づく表示のほうでは、同じコースの対価が「月額15.37万円(税込)」と丸めた形で書かれています。料金ページの153,780円(税込)と桁は一致します。
出典はENGLEADのコース・料金ページです。
ENGLEADには安くなる2つのプランがありました|長期割引と教育訓練給付金
月額153,780円(税込)という数字だけを見て判断すると、公式サイトに並んでいる残り2つのプランを見落とします。
1つ目が長期割引プランです。公式の説明は「事前に目標達成に必要な期間を設定し、期間に応じて最大13%の割引が適用されるプラン」で、受講期間は6ヶ月からとなっています。
| 受講期間 | 合計金額(税込) | 1ヶ月あたり(税込) |
|---|---|---|
| 6ヶ月 | 903,866円 | 141,478円 |
| 9ヶ月 | 1,328,298円 | 141,478円 |
| 12ヶ月 | 1,715,824円 | 138,402円 |
| 18ヶ月 | 2,463,195円 | 133,789円 |
長期割引プランは支払い方法が銀行振込で、分割払いは「◯ 月額約1万円〜(クラウドローンを使用)」と書かれています。サブスクプランと分割の可否が逆になっている点は、押さえておいたほうがいいところです。
2つ目が教育訓練給付金プランです。公式の説明は「厚生労働大臣が指定した講座で、教育訓練給付金制度の対象になるプラン。申請で受講料の20%(最大10万円)が受講後に給付されます」というものでした。
このプランの受講料は月額106,467円(税抜)から、税込117,113円からと表記され、受講期間は3〜6ヶ月、支払いは銀行振込、分割払いは可となっています。
給付金は受講後に支給されるものですから、受講中の負担が下がるわけではありません。そこは間違えやすいので分けて考えてください。
また、公式トップページには「経済産業省のリスキリング支援事業を活用すれば、最大70%の補填を受けながらイングリードの英語コーチングを受講できます。在職中の方が対象で、申請手続きもサポートいたします」という案内も出ています。
ここは条件が細かい領域ですので、金額の話は無料カウンセリングで自分のケースに当てはめて確認するのが確実です。私のほうで受給可否を断定することはできません。
ENGLEADの契約はいつ更新されるのか|「有効期限の10日前まで」が分かれ目でした
高額サービスで「怪しい」と言われる原因の多くは、金額ではなく、止め方が分からないことです。ここは公式の記載がはっきりしていました。
特定商取引法に基づく表示のサービス提供時期には、こう書かれています。オンライン英語コーチングコースは「初回カウンセリング実施日から1か月間(有効期限の10日前までに会員から退会の申し出がない限りは更に1カ月自動更新)」。TOEIC点数保証コーチングコースは「初回カウンセリング実施日から3ヶ月」。
よくある質問側には、更新日の数え方がさらに細かく書かれていました。
- サブスクリプションプランの場合、初回カウンセリングの実施日が更新日になる
- 初回カウンセリングを29〜31日に実施した場合は、翌1日が更新日になる
- ゴールデンウィーク・年末年始の長期休業期間中に利用した場合はコーチング期間が1週間延長となるため更新日が変わり、変更後の更新日は長期休業開始前に担当コーチから案内される
- 自動更新型のため、退会フォームの提出がない限り2ヶ月目以降も毎月更新日に引き落としがある
大事なのは、基準日が「申し込んだ日」でも「入金した日」でもなく、初回カウンセリングを実施した日だという点です。ここを勘違いすると、10日前という締め切りを自分で間違えます。
公式が挙げていた具体例も引いておきます。5月10日に申し込み、5月12日にオリエンテーション、5月20日に初回カウンセリングを行う場合、初回の支払いは5月10日から2日以内、2回目が6月20日、3回目が7月20日になる、という並びです。
この例だと、更新日は毎月20日です。止めるつもりなら、10日には申し出が済んでいる必要がある、という読み方になります。
なお、ENGLEADの特定商取引法に基づく表示のページ本文を検索したところ、「返金」「返品」「クーリング・オフ」「解約」という語は1件も出てきませんでした。出てきたのは「退会」という語だけです。
返金の条件については、公式ページには記載がありませんでした。ここは私が推測で埋めるべきところではないので、申し込む前にカウンセリングで直接確認してください。
ENGLEADのTOEIC点数保証は「返金」ではなく「1ヶ月の無料延長」でした
「点数保証」という言葉は、返金保証だと受け取られやすい言葉です。ENGLEADの場合は中身が違いましたので、条件ごと並べます。
公式の記載は「もし3ヶ月で規定のスコアアップを達成できなかった場合、無料で1ヶ月延長いたします」です。つまり、お金が戻るのではなく、期間が伸びる形の保証です。
保証される点数は、開始時のTOEIC IPスコアによって段階が分かれています。
| 開始時のTOEIC IPスコア | 保証点数 |
|---|---|
| 400〜495点 | 200点アップ保証 |
| 500〜595点 | 150点アップ保証 |
| 600〜695点 | 100点アップ保証 |
| 700〜795点 | 75点アップ保証 |
| 800〜840点 | 50点アップ保証 |
そして、この保証には適用条件が5つ書かれています。ここを読まずに申し込むと、あとで「保証が効かなかった」という食い違いが起きます。
- 週20時間以上の学習時間を確保できていること(週次で判断)
- 指定された学習範囲を8割以上達成していること(週次で判断)
- ウィークリーチェックテストの正答率が8割以上であること
- 当社が保証する点数アップを達成する意思が利用者にあること
- 開始前・終了後のIP受験を期限内に受験すること
開始スコアの基準についても「受講開始前に受験いただくTOEIC IPテストを点数保証の開始スコア基準として適用いたします」と明記されています。手元にある過去の公開テストのスコアではない、ということです。
週20時間というのは、7日で割れば1日あたり約2時間51分です。これを3ヶ月続けられる前提の保証だと理解してから申し込むかどうかを決めてください。
TOEIC点数保証コーチングコースの金額は、受講料449,800円(税抜)・税込494,780円、入会金50,000円(税抜)・税込55,000円、教材費30,000円(税抜)・税込33,000円と表記されていました。期間は3ヶ月です。
出典はENGLEADのTOEIC点数保証コーチングコースのページです。
ENGLEADの受講料に何が含まれるのか|含まれないものも公式に書かれていました
高いか安いかは、含まれているものが分からないと判定できません。ここもよくある質問に一覧がありました。
「金額には何が含まれますか?」への回答は、次のとおりです。一人ひとりに合った学習計画、受講生のレベルと目的に合わせた教材選定、LINEでの学習フォローアップコーチング、アプリを使った英語学習進捗管理、ウィークリーカウンセリング、学習スケジュール作成。英語コーチングコースではプログレステスト(Versant/CASEC/CASEC speaking)、TOEIC点数保証コーチングコースではTOEIC L&R 模擬試験。
逆に、含まれないものもはっきり書かれています。「オンライン英会話はサービスに含まれますか?」への回答は、専属コーチが必要と判断した場合に外部のオンライン英会話サービスを案内し、その費用は自己負担、というものでした。
教材についても「受講生一人ひとりの学習目的やそれぞれの英語レベル、弱点を踏まえて主に市販教材から選定いたします」「あえて独自の教材開発を行わないことで、受講生それぞれの細かい希望や、弱点を引き上げるための最適な教材選定ができる」と説明されています。
料金ページの注記にあった「別途教材費が必要です」は、この市販教材を自分で買う費用のことだと読めます。ただし、教材費がいくらかかるかの目安は、コース・料金ページには記載がありませんでした。
- 含まれる=学習計画・教材選定・LINEでの毎日のフォロー・アプリでの進捗管理・ウィークリーカウンセリング・プログレステスト
- 含まれない=オンライン英会話の費用(外部サービスを案内された場合)
- 別途=教材費(市販教材の購入費)
ここが読み取れると、ENGLEADが「英会話レッスンのサービス」ではなく「学習の設計と管理のサービス」だということが分かります。話す練習そのものは、別建てになっています。
ENGLEADの無料カウンセリングは60〜90分|何が行われるか公式に書かれていました
申し込みの前に必ず通る関門が、無料カウンセリングです。ここが不透明だと不安になりますので、公式の記載を並べます。
「無料オンラインカウンセリングとはどういったことをするのでしょうか?」への回答は、英語学習の悩みや英語を身に着けたい理由などのヒアリングを行い、15分のテストを通して現在の英語レベルと弱点を踏まえたフィードバック、英語学習のアドバイスを行い、その後にENGLEADの英語コーチングサービスや料金についての説明をする、というものです。
| 項目 | 公式の記載 |
|---|---|
| 所要時間 | 60分〜90分 |
| 使うツール | Zoom(パソコン推奨) |
| 枠(平日) | 月曜日〜金曜日 日本時間10:00〜20:00スタート |
| 枠(土日) | 土曜日・日曜日 日本時間10:00〜17:00 |
| 2名での参加 | 原則は別日程。未成年の受講で保護者が同席する場合は可 |
「少し興味がある程度なのですが無料オンラインカウンセリングに参加しても良いですか?」という質問にも「お申し込みを検討されている方はもちろん、英語コーチングにご興味をお持ちの方も大歓迎です」と回答が付いています。
時間に制限がある場合は当日に担当カウンセラーへ伝えてほしい、とも書かれていました。60分から90分という長さが不安なら、最初に伝えておくのが正解です。
申し込みからサービス開始までは「最短1週間程」と回答されています。カウンセリングを受けた当日に始まるわけではありません。
ENGLEADが出している数字の出どころを確かめました|採用率0.3%と市場調査
「怪しい」と感じる原因の4つ目が、成果や実績の数字です。出どころが書いてあるかどうかで、読み方が変わります。
ENGLEADが繰り返し出している数字が「採用率0.3%」です。よくある質問では「採用率0.3%を突破した英語のプロであるコーチ陣が皆さまの英語学習をサポートさせていただいております」と書かれています。この0.3%が何件の応募に対する何件の採用なのか、母数は公式ページには記載がありませんでした。
一方で、トップページに出ている各種ランキング表示には、調査の条件がきちんと付いていました。
- 調査名=2026年1月期 オンライン英語コーチングにおける市場調査
- 調査機関=日本マーケティングリサーチ機構
- 調査期間=2026年1月5日〜1月25日
- 調査手法=主要15社(当社調べ)への個別聞き取り調査
- 備考=2026年1月時点の実績値/効果効能等や優位性を保証するものではございません
この「主要15社への個別聞き取り調査」という但し書きは、業界全体を網羅した調査ではない、という意味です。書いてあること自体は誠実ですが、読む側も範囲を限定して受け取る必要があります。
受講生の評価として出ている各種の満足度についても、「※お申し込みされたコースを受講完了された方の割合」「※2025年4月〜25年12月退会者アンケート調べ」という注記が付いていました。受講を完了した人と退会した人が母集団です。
スコアアップの事例も、「※2022年10月受講生A.Yさま」「※2026年3月 受講生A.Sさま」のように、個人の事例であることが明記されています。全員がその伸び方をするという書き方にはなっていません。
英語コーチングは、学習時間を確保できたかどうかで結果が大きく変わる仕組みです。掲載されている数字は、その条件を満たした人の結果として読むのが妥当です。
ENGLEADと他の英語コーチングは何が違うのか|比べる軸は3つです
私がコーチとして相談を受けるときに使っている、比較の軸を共有します。金額の大小よりも、この3つのほうが先です。
| 軸 | 見るところ | ENGLEADの場合 |
|---|---|---|
| ①課金の形 | 一括か、月額の自動更新か | サブスクプランは月額自動更新(長期割引プランは期間を先に決める) |
| ②通うか通わないか | 校舎があるか、完全オンラインか | 公式は「カウンセリングからカリキュラム受講までの全てをオンラインで完結」と記載 |
| ③何を買っているのか | レッスンか、学習設計と管理か | 学習設計と管理(オンライン英会話は含まれない) |
①がいちばん大きく効く軸です。月額自動更新は、合わなかったときに翌月で止められるという意味では有利ですが、止め忘れると払い続けるという意味では不利です。どちらに転ぶかは、更新日を自分で管理できるかどうかで決まります。
②については、校舎に通って対面でトレーニングを受ける形のサービスもあります。当サイトで扱っているENGLISH COMPANYや、自主学習の設計に特化したSTRAIL(ストレイル)は、校舎での面談を軸に置いているサービスです。
移動時間を1分も使いたくない人、あるいは海外在住の人にとっては、完全オンラインであること自体が最大の差になります。ENGLEADのよくある質問にも「オンライン完結型のサービスの為、世界中どこからでも受講可能です」とあります。
③は、期待値のズレを防ぐための軸です。英会話の練習相手が欲しいのか、学習の設計とサボらせない仕組みが欲しいのか。ENGLEADは後者に寄っています。
ここがずれていると、「高い金を払ったのに話す機会が少ない」という不満になります。これはサービスの質の問題ではなく、選び方の問題です。
ENGLEADが向いている人と、いったん見送ったほうがいい人
ここまで公式の記載だけを並べてきました。そのうえで、コーチとしての判断を書きます。
向いているのは、次のような人だと考えています。
- 平日も週末も、まとまった自習時間を先にカレンダーへ入れられる人
- 通学の時間をゼロにしたい人、地方在住・海外在住の人
- 学習法が定まらず、毎回やり方を変えてしまって積み上がらない人
- 更新日を自分で管理して、必要な期間だけ使い切る計画が立てられる人
逆に、いったん見送ったほうがいいと思うのは、次のような場合です。
- 英会話の練習量そのものを増やしたい人(オンライン英会話は受講料に含まれません)
- 今後3ヶ月の間に、繁忙期・出張・引っ越しなどで学習時間が読めない人
- 2ヶ月分(税込362,560円)を払う判断が、今の家計で無理をする形になる人
英語コーチングは、時間を買うサービスです。時間を投下できない時期に契約すると、金額の高さだけが残ります。これはENGLEADに限った話ではありません。
逆に言えば、時間を確保できる3ヶ月が目の前にあるなら、金額は「独学で遠回りする数年分」と比べる対象になります。そこは自分の状況で判断してください。
ENGLEADについて、公式サイトに書かれていなかったこと
最後に、私が調べて「書かれていなかった」ものを正直に並べます。ここを推測で埋めた記事が多いので、あえて残します。
- 受講途中で解約した場合の返金の扱い(特定商取引法に基づく表示のページ本文に「返金」「返品」「クーリング・オフ」の語は1件もありませんでした)
- 教材費の目安金額(「別途教材費が必要です」の注記はありますが、金額の記載はありませんでした)
- 採用率0.3%の母数(応募何件に対する採用何件か)
- 退会フォームの提出先や様式(よくある質問には「退会フォーム」という語はありますが、フォーム自体は会員向けです)
この4つは、無料カウンセリングでそのまま質問する価値があります。特に1つ目と2つ目は、契約前に書面で確認しておきたい項目です。
逆に言えば、公開情報として確認できなかったのはこの程度で、運営会社・代表者・住所・電話番号・料金・契約期間・自動更新の条件は全部出ていました。
ENGLEADに関するよくある質問
公式のよくある質問から、申し込み前に効くものを抜き出して並べます。回答はすべて公式の記載に基づきます。
年齢に制限はありますか。公式の回答は「年齢制限に上限はなく、12歳以上であれば学生でも受講可能です。受講にはパソコンやスマートフォンが必須となりますので、事前にご用意をお願いいたします」でした。
コーチは指名できますか。「コーチを希望することはできませんが、受講生一人ひとりに最適なコーチを選出させていただいております」という回答です。ただし「万が一コーチが合わない場合、指導方法の見直しやコーチの変更も可能です」とも書かれています。
支払い方法は選べますか。「原則、サブスクリプションプランはクレジットカード払い、長期お申し込み割引プランは銀行振込みにてお支払いいただきます。サブスクリプションプランの場合は毎月サービスの更新日にクレジットカード決済がされます」でした。
途中で長期プランに変えられますか。「更新日の5日前までに長期割引移行申請フォームの入力が必要」「送信後、2営業日以内に請求書を送付」「次回の更新日から長期一括プランとなり、長期割引キャンペーンが適用となります」と書かれています。
領収書は出ますか。「クレジットカード払いの場合はマイページからダウンロード可能」「銀行振込の場合はイングリード運営事務局にお申し付けください」でした。受講証明書も発行可能と回答されています。
英検対策もできますか。「英検対策用の教材にて学習されている方もいらっしゃいます。ご希望の英語学習目的によって教材のカスタマイズが可能ですのでご相談ください」という回答でした。
全文はENGLEADのよくある質問で読めます。ここに挙げていない項目も、アプリの使い方まで含めて公開されています。
まとめ|ENGLEADが怪しいかどうかは、公開されている契約条件で判断できます
この記事でやったのは、ENGLEADの公式資料を開いて、書いてあることをそのまま並べ直すことだけです。それだけで、「怪しい」の中身はほとんど解けました。
最後に、判断に使う要点をもう一度まとめます。
- 運営会社=株式会社Morrow World(設立2015年11月・代表者 諸澤良幸・東京/大阪/福岡)
- 料金=サブスクプランは月額153,780円(税込)+入会金55,000円(税込)、最低2ヶ月から
- 安くする道=長期割引プラン(最大13%オフ・6ヶ月から)と教育訓練給付金プラン(受講後に20%・最大10万円)
- 更新=初回カウンセリング実施日が基準。有効期限の10日前までに退会の申し出がなければ1ヶ月自動更新
- TOEIC点数保証=未達時は返金ではなく無料で1ヶ月延長。適用条件5つ(週20時間以上ほか)あり
- 含まれない=オンライン英会話の費用、教材費
この6行に納得できるなら、次にやることは無料カウンセリングの予約です。60分から90分で、英語力診断とフィードバックまで付いています。
納得できない行があるなら、その行をそのまま質問として持っていってください。返金の扱いと教材費の目安は、私が公開情報からは確認できなかった2点です。
この記事の内容は2026年9月11日時点でENGLEADの公式サイトを確認して書いています。料金やキャンペーンは変わりますので、申し込む前にご自身で最新の表記を確認してください。
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