ワンナップ英会話という名前は見かけるものの、英会話スクールなのか英語コーチングなのかが分からず、比較の土俵に載せられないまま止まっている人は多いと思います。
英語コーチとして各社の資料を毎日読んでいますが、このスクールは「レッスンを売る会社」と「学習管理を売る会社」のちょうど中間に立っていて、そこが分かりにくさの原因になっています。
そこでこの記事では、ワンナップ英会話の公式サイトのコース料金ページ・英語コーチングページ・カリキュラムページ・オンライン受講ページ・よくあるご質問・スクール一覧・会社概要・ワークショップページを2026年9月8日に開いて、書いてある内容だけを整理しました。
先にお伝えしておくと、私はワンナップ英会話を受講していません。ですので受講した感想は1行も書かず、公式に書かれている条件と数字だけを扱います。
公式ページに載っていなかった項目は、それらしい数字で埋めずに「公式ページには記載がありませんでした」とそのまま書きます。
「何をするサービスなのか」が具体的に分かれば、自分に必要かどうかは自分で判断できるはずです。そこまで持っていくのがこの記事の役割です。
【結論】ワンナップ英会話とは、ネイティブとの50分マンツーマンレッスンと日本人担当者の学習サポートを組み合わせたスクールです
結論から書きます。ワンナップ英会話は公式サイトで自らを「マンツーマン×コーチングのハイブリッド型スクール」と説明していました。
売っているものは大きく2つです。1つがネイティブ講師との50分マンツーマンレッスン、もう1つがレッスンを含まない3ヶ月のコーチングプログラムです。
この2つは別々に申し込めますし、両方をセットにしたハイブリッドコーチングプログラムというコースも用意されています。
| 買えるもの | 中身 | 期間・回数 |
|---|---|---|
| マンツーマン総合コース | ネイティブ講師と50分の1対1レッスン | 24回〜100回/6〜18ヶ月 |
| レギュラーコーチングプログラム | レッスン0回。日本人コーチ2名による学習管理 | 3ヶ月 |
| ハイブリッドコーチングプログラム | 上の2つをセットにしたもの | コーチング3ヶ月+レッスン24回または50回 |
つまり「英会話スクールか、英語コーチングか」という二択で見ようとすると分類できません。両方を別商品として並べているスクールだと理解するのが正確です。
ワンナップ英会話を運営するのは1987年設立のNCJ株式会社です
会社概要ページを開くと、運営元は「ワンナップ英会話株式会社」ではなくNCJ株式会社と書かれていました。名前が一致しないので、ここは先に押さえておきます。
掲載されていたのは、会社名がNCJ株式会社、所在地が東京都新宿区西新宿7-10-6 西新宿小林ビル7階、設立が1987年7月22日という3点です。
事業内容は「企業委託語学研修業務、企業向け各種ビジネス研修請負、一般外国語会話教授」と書かれていました。個人向けのスクールだけでなく、法人研修も本業に含まれる会社です。
| 項目 | 会社概要ページの記載 |
|---|---|
| 会社名 | NCJ株式会社 |
| 所在地 | 東京都新宿区西新宿7-10-6 西新宿小林ビル7階 |
| 設立 | 1987年7月22日 |
| 事業内容 | 企業委託語学研修業務、企業向け各種ビジネス研修請負、一般外国語会話教授 |
1987年設立ということは、2026年の時点で39年目にあたります。この年数は私が設立年から計算したもので、公式ページに「創業◯年」という表記があったわけではありません。
ワンナップ英会話のレッスンは1回50分|「業界平均より10分長い」と公式が書いています
レッスンの単位時間は50分です。ここがこのスクールの説明の中心に置かれていました。
コース料金ページには「業界平均より10分長い、ネイティブとの50分マンツーマンレッスン。1年間で約500分長く話せます。」と書かれています。
ただし「業界平均」が何社の何コースを集計したものかは、同じページに書かれていませんでした。数字の出どころは確認できていません。
もう1つ、同じ枠に「レッスン満足度は98%です」という記載もありました。こちらも調査時期と回答者数の注記は見つかりませんでした。
レッスンの形式はマンツーマンのみで、グループレッスンの案内は今回見たページには出てきませんでした。よくあるご質問でも、グループレッスンに比べて話す量が多い点を利点として説明しています。
受講場所は校舎とオンラインを自由に選べます。よくあるご質問には「スケジュールに合わせて、教室・オンラインをご自由にご予約ください。オンラインレッスンだけの受講も可能です。」と書かれていました。
ワンナップ英会話の講師はネイティブのみ|採用率2%と公式に記載されています
レッスンを担当するのは全員がネイティブスピーカーで、日本人講師はレッスンではなく別の役割で登場します。
よくあるご質問には「採用率2%(2009年-2023年実績)という厳しい審査をクリアしたネイティブスピーカーがワンナップの講師陣です。」と書かれていました。
採用の流れも書かれていて、書類選考のうえ面接やデモレッスンを行い、経験や資格、人柄をチェックして採用するという説明でした。
講師の国籍として挙げられていたのは、アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリア・ニュージーランドです。
採用率の数字が2009年から2023年までの実績である点は、読み飛ばさないほうがいいと思います。2024年以降の数字は公式ページには記載がありませんでした。
ワンナップ英会話のアドバイザーはTOEIC900点以上|講師とは別に付く日本人担当者です
このスクールの仕組みで、いちばん説明が必要なのがこの「アドバイザー」です。講師とは別の日本人担当者が付きます。
オンライン受講ページには「TOEIC900点取得を義務付けられたアドバイザー」という表現があり、レベルチェックの結果をもとにカウンセリングを行うと書かれています。
役割として挙げられていたのは、レベルチェックの結果の解説、英文法の解説、自宅学習の提案、教材の選定、そして学習相談の受け付けです。
よくあるご質問にも「レッスンで使用する教材はカウンセリングの際に日本人アドバイザーと一緒に選んでいきます」という記載がありました。
| 役割 | 誰が担当するか | 頻度 |
|---|---|---|
| レッスン | ネイティブ講師(採用率2%) | 1回50分 |
| カウンセリング | 日本人アドバイザー(TOEIC900点以上) | 12レッスンに1回 |
| コーチングのセッション | 専任コーチ2名(TOEIC900点以上) | 2週間に1回 |
この表は、英語コーチングページに載っていた「マンツーマンレッスンとコーチングの違い」の表をもとに、私が3つの役割に整理し直したものです。
ワンナップ英会話のレベルチェックは9項目15段階|12レッスンごとに実施されます
「今どこにいるか」を測る仕組みが、このスクールの説明では前面に出ています。数字がはっきり書かれているので引用します。
カリキュラムページには「受講開始時にネイティブ講師によるレベルチェックを行います。9項目の細かいスキルをチェックし、15段階のレベルで評価いたします。」と書かれていました。
受講開始後も12レッスンごとにレベルチェックを実施し、進捗を確認するという説明が続きます。コース料金ページにも「12回ごとのレベルチェックとカウンセリング」という記載がありました。
15段階のレベルは、ページ内で1つずつ状態が説明されています。レベル1は「あいさつができる」、レベル2は「基本的な会話ができる」という具合です。
私が良いと思ったのは、同じページに「実際の英語力が伴っていないのに、レベルチェック上のレベルをアップさせるということはありません。」という注記が置かれていたことです。
ただし、9項目が具体的に何を指すのかは、今回見たページには一覧として出てきませんでした。
ワンナップ英会話の教材はオリジナルが1,000枚以上|持ち込みにも対応しています
教材の方式が独特です。テキストを1冊買って進める形ではありません。
カリキュラムページには「1,000枚以上に及ぶワンナップ英会話のオリジナル教材の中から、目的やご要望に最適なものを自由に組み合わて使用します。」と書かれていました。
続けて「テキストを購入するスタイルではなく、レベルやご要望に合わせて柔軟に変更できるので、合わない教材を無理に使用し続ける心配がありません。」と説明されています。
よくあるご質問では、この教材が「ワークシート」と呼ばれていて、日常会話・ビジネス英会話・旅行英会話・時事英語・発音などのカテゴリー別に用意されていると書かれていました。
監修は大学教授・専門家・ネイティブ講師を擁する教材開発チームだと記載があります。
さらに持ち込みも可能で、「プレゼンの練習がしたい」「ビジネスメールの添削をしてほしい」「試験対策がしたい」といった資料を持ち込んでレッスンを行えると書かれていました。
なお、教材費は受講料とは別に必要です。コース料金ページの注記に「教材費¥8,800」と書かれていました。金額は税込か税抜かの明示がなかったため、無料体験の場で確認する項目に入れておくべきだと思います。
ワンナップ英会話では英文ライティングの添削が宿題として付きます
「英会話スクール」と聞いて想像しない要素が1つあります。書く課題です。
カリキュラムページには「『書く』技能は宿題で伸ばします。英文ライティングを宿題としてお渡ししますので活用ください。提出いただいた英文はネイティブが添削いたします。」と書かれていました。
オンライン受講ページでは、この英文添削を「無料の英文ライティングの添削(宿題)」と表現しています。追加料金が発生する仕組みではないという読み方になります。
また公式サイトには「ホームワーク提出」という専用ページへのリンクがあり、宿題を出す導線がサイト上に用意されていました。
オンライン受講の場合は、レッスン中に講師が取ったノートをデータで送ってもらえるという記載もあります。復習の材料が手元に残る設計です。
ワンナップ英会話のワークショップはzoom開催|追加料金なしと書かれています
日本人講師が日本語で文法を教える枠が、レッスンとは別に用意されています。ここが初心者にとっては大きい部分だと思います。
ワークショップページには、初心者向け英文法(5文型、前置詞、時制、助動詞)・スピーキング・リーディング・リスニング・中級英語・ビジネス英語などのテーマが並んでいました。
実施方法は「ワークショップは、zoomを使ってオンラインで実施いたします」と明記されていて、申し込み後の完了メールにzoomのURLが記載されると案内されています。
オンライン受講ページには「4技能を伸ばすワークショップは大変好評を頂いており追加料金なしで受講できます。」という一文がありました。
ワークショップによっては事前資料や、当日のワーク・クイズの解答といった復習用データが用意される場合があるとも書かれています。ただし有無はワークショップごとに異なるという注記付きです。
私が2026年9月8日にページを見た時点では、9月8日19時からの文法ワークショップ【5文型】と、9月30日20時からの英作文ワークショップが告知されていました。
ワンナップ英会話のコーチングプログラムでやること11項目
レッスン0回のコーチングプログラムでは、具体的に何が行われるのか。英語コーチングページに箇条書きで並んでいたので、そのまま表にしました。
| 公式に並んでいた項目 |
|---|
| カウンセリング・学習計画の作成 |
| 月2回のセッション |
| スケジュール管理 |
| 学習アドバイス |
| ティーチング(英語の質問に回答) |
| ToneUP 無料参加 |
| ネイティブによる英文添削 |
| 音読添削 |
| TOEIC IP 無料受験 |
| 週1回のチェックリスト |
| セッションごとのチェックテスト |
ToneUPというのは、公式サイトの案内によると受講生限定のオンラインコミュニティです。コーチング受講者は無料で参加できると書かれていました。
コーチは「TOEIC900点以上を取得した専任コーチ2名」で、1人ではなく2人体制であることが繰り返し書かれています。
コーチのプロフィールも実名で3名ぶん載っていました。TOEIC980点で英検1級の方、TOEIC915点でUCLA卒の方、TOEIC970点でカナダ留学経験のある方の3名で、その他複数名在籍という注記が付いています。
ワンナップ英会話のコーチングは3ヶ月|受講の流れは4ステップです
申し込んでから何が起きるのかも、英語コーチングページに4段階で書かれていました。
1段階目が無料カウンセリングです。ネイティブ講師によるレベルチェックを行ったあと、学習方法の提案とプログラム内容の説明があり、所要時間は90分ほどと書かれています。
2段階目が初回セッションです。目標と現在の英語力を確認し、ネイティブ講師がスピーキングを詳細にチェックしてアセスメントフォームを作成、そのうえで週間スケジュールを見ながら学習プランと教材を決めます。
3段階目が毎日のレポートとフィードバックです。指定のアプリで学習時間と学習内容を報告し、コーチが返答する形と説明されています。
4段階目が2週間に1度のコーチングセッションです。学習実績にもとづいて学習プランを見直し、疑問や質問にも答える場だと書かれていました。実施は各スクールで対面、またはオンラインです。
コース料金ページの注記には「セッションを2週間に1回、全7回行います。」と回数まで書かれていました。3ヶ月で7回という計算になります。
ワンナップ英会話の料金は、レッスンが回数制・コーチングが期間制です
料金の決まり方が2種類あるので、ここを混ぜて考えると比較できなくなります。
マンツーマン総合コースは、レッスンの回数と有効期限で価格が決まります。コース料金ページに5行の表がありました。
| 回数 | 期限 | 料金(税込) | 料金(税抜) | 1回あたり(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| 24回 | 6ヶ月 | 209,880円 | 190,800円 | 7,950円 |
| 32回 | 8ヶ月 | 265,760円 | 241,600円 | 7,550円 |
| 48回 | 10ヶ月 | 382,800円 | 348,000円 | 7,250円 |
| 70回 | 12ヶ月 | 519,750円 | 472,500円 | 6,750円 |
| 100回 | 18ヶ月 | 720,500円 | 655,000円 | 6,550円 |
表の下には「※入会金¥33,000、教材費¥8,800、カリキュラム作成費(¥5,500~¥22,000)が別途かかります。」という注記が付いていました。
一方コーチングは期間で決まります。レギュラーコーチングプログラムがレッスン0回・3ヶ月で税込297,000円(税抜270,000円)、ハイブリッドコーチングが24回3ヶ月で税込473,880円、50回3ヶ月で税込662,750円でした。
コーチング側の注記は「入会金¥33,000、教材費¥10,109が別途かかります。」で、教材費の金額がマンツーマン側と違っていました。
ワンナップ英会話には平日昼だけのデイタイムプランと学生向けプランがあります
通える時間帯を絞れる人には、同じ50分レッスンが安くなるプランが別ページに用意されていました。
デイタイムプランは「平日のお昼12時~18時限定で事前予約できるお得なコースです。」と説明されています。
| 回数 | 期限 | デイタイム(税込) | スチューデント(税込) | 総合コース(税込) |
|---|---|---|---|---|
| 24回 | 6ヶ月 | 188,760円 | 183,480円 | 209,880円 |
| 32回 | 8ヶ月 | 241,120円 | 234,080円 | 265,760円 |
| 48回 | 10ヶ月 | 343,200円 | 335,280円 | 382,800円 |
| 70回 | 12ヶ月 | 477,400円 | 465,850円 | 519,750円 |
いちばん右の総合コースの列は比較のために私が並べたもので、デイタイムプランのページに載っていたのは左の2列です。
デイタイムプランには「当日予約であれば平日18時以降や土日祝日にも受講できます。」という注記があります。事前予約が昼限定なだけで、当日枠なら夜も使えるという書き方でした。
スチューデントプランは高校生・大学生向けで、入会時に学生証の提示が必要と書かれています。こちらもネイティブ講師と1対1で50分受講できる方が対象という条件付きでした。
なお、よくあるご質問には「当校では現在、社会人の方及び大学生以上を対象にレッスンを行っております。」という記載もありました。スチューデントプランの「高校生・大学生」という表記との関係は、公式ページからは読み取れませんでした。
ワンナップ英会話の校舎は新宿・銀座・恵比寿の3つとオンラインです
通える場所も、実物のサービスを判断するうえでは大事な情報です。スクール一覧ページに住所と営業時間が並んでいました。
| 校舎 | 住所 | 営業時間 |
|---|---|---|
| 新宿校 | 東京都新宿区西新宿7-10-6 西新宿小林ビル7F | 平日12:00-21:00/土日祝10:00-19:00 |
| 銀座校 | 東京都中央区銀座3-3-14 啓徳ビル7F | 平日12:00-21:00/土日祝10:00-19:00 |
| 恵比寿校 | 東京都渋谷区恵比寿南1-2-11 フォーシーズン恵比寿ビル5F | 平日12:00-21:00/土日祝10:00-19:00 |
| オンライン | 国内外どこからでも | 平日12:00-22:00/土日祝10:00-19:00 |
校舎は3つとも東京都内で、東京以外の地域には記載がありませんでした。地方在住の場合はオンライン一択になります。
興味深いのは、オンラインだけ平日の終了が22時と1時間長い点です。仕事帰りに受けるならオンラインのほうが枠を取りやすい設計だと読めます。
新宿校の住所は、会社概要に書かれていたNCJ株式会社の所在地と同じでした。本社と新宿校が同じビルにあるということです。
ワンナップ英会話の公式サイトで確認できなかったこと
読めなかったものは読めなかったと書きます。ここが、この記事でいちばん正直にしておきたい部分です。
1つめは、レベルチェックの「9項目」の内訳です。9項目という数は複数のページに出てきますが、その9つが何かの一覧は見つかりませんでした。
2つめは「業界平均より10分長い」の根拠です。何社を比べた平均なのか、いつの時点の集計なのかは書かれていませんでした。
3つめは、教材費8,800円とカリキュラム作成費5,500円〜22,000円が税込なのか税抜なのかです。受講料は税込と税抜が併記されていましたが、注記の金額には表記がありませんでした。
4つめは、カリキュラム作成費が5,500円になる条件と22,000円になる条件です。「コース回数による」とは書かれていましたが、対応表は見つかりませんでした。
5つめは、コーチングを2回目以降に受ける場合の扱いです。3ヶ月の後どうするかについての記載は、今回見たページにはありませんでした。
ワンナップ英会話の公式ページ同士で、金額が食い違っていた箇所があります
これは指摘しておくべきだと判断しました。同じ公式サイトの2ページで、同じサービスの月額が違う数字になっていました。
対象は、ワンナップ英会話が案内しているグループ英語コーチング「虎視眈々」です。
コース料金ページには「月額17,800円(税込)で、無理なく学習習慣を身につけることができます。」と書かれていました。
ところがデイタイムプランのページには、同じ紹介文の形で「月額13,200円(税込)で、無理なく学習習慣を身につけることができます。」と書かれています。
| ページ | 虎視眈々の月額表記 |
|---|---|
| コース料金ページ | 月額17,800円(税込) |
| お得な平日Daytimeプランのページ | 月額13,200円(税込) |
どちらが現在の金額なのかは、この2ページからは判断できません。片方のページの更新が漏れている可能性が高いと私は見ていますが、断定はできません。
虎視眈々に関心がある場合は、金額を無料体験の場で口頭で確認したほうが確実です。
ワンナップ英会話が自分に向くかは「1日に出せる時間」で決まります
ここまでの条件を全部並べたうえで、私が英語コーチとして見ている判断軸は1つです。1日に自分で確保できる学習時間が何分あるか、です。
マンツーマン総合コースは、レッスンの予約も自宅学習の量も自分で決める形です。24回を6ヶ月で使うなら、平均して1週間に1回のペースになります。
この「週1回」という頻度は、話す機会を作る目的には向きますが、それだけで英語力全体を動かすには自宅学習が要ります。そこを自分で回せるかどうかが分かれ目です。
自宅学習を自分で回す自信がないなら、レッスンではなくコーチング側を見るべきです。ワンナップ英会話のコーチングは3ヶ月・レッスン0回で税込297,000円という設計でした。
他社と比べたいなら、STRAIL(ストレイル)は「自主学習は1日たったの1.5時間」と公式が書いているタイプです。私も60分の無料カウンセリングを受けており、必要な学習時間を先に提示してくれる点が判断しやすいと感じました。
レッスンの時間そのものもトレーナーに見てもらいたい人は、ENGLISH COMPANYの無料体験も受けてから比べると軸がはっきりします。こちらは90分の無料体験を受け、代表にも取材しています。
| 1日に出せる時間 | ワンナップ英会話との相性についての私の見立て |
|---|---|
| 15〜30分 | 週1回のレッスンで話す機会を作る使い方が現実的 |
| 1〜1.5時間 | コーチングとレッスンのどちらも噛み合う。ハイブリッドも候補 |
| ほぼ確保できない | まずコーチング側で習慣を作るほうが、回数券を余らせにくい |
この表は公式の記載ではなく、公式に書かれたコース条件から私が組み立てた見立てです。
ワンナップ英会話の無料体験レッスンで確認したい7つのこと
無料体験の中身も公式に書かれていました。ネイティブが実施する30分の英会話レッスンで英語力を9項目15段階でチェックし、レベルチェックレポートがもらえる形です。
そのあとTOEIC900点以上のアドバイザーが結果を解説し、学習方法をアドバイスすると書かれています。なお体験レッスンの受講はおひとり様一回までという注記が付いていました。
1つめに確認したいのは、自分のコースでカリキュラム作成費がいくらになるかです。5,500円から22,000円まで幅があるので、総額が変わります。
2つめは、入会金33,000円・教材費・カリキュラム作成費が税込か税抜かです。3つ足すと金額が動くので、ここは口頭で確かめる価値があります。
3つめは、レッスンの有効期限を過ぎて回数が残った場合にどうなるかです。24回6ヶ月のように期限が設定されているので、消化のペースが現実的か確認します。
4つめは、担当のアドバイザーが固定されるかどうかです。カウンセリングは12レッスンに1回と書かれていますが、担当者の継続性については記載を見つけられませんでした。
5つめは、講師を指名できるかどうかです。今回見たページには指名制度の記載がありませんでした。
6つめは、レッスンのキャンセル期限です。予約を取り直す運用が自分の仕事のリズムで回るかを決める条件になります。
7つめは、教育訓練給付金を使う場合の申請の流れと自分が条件を満たしているかです。よくあるご質問には、一定の条件を満たしていれば受講終了後に最大10万円を受給できると書かれていました。
ワンナップ英会話に関するよくある質問
ここからは、公式サイトの記載で答えられる範囲の質問だけをまとめます。書かれていないものは書かれていないと答えます。
ワンナップ英会話は英会話スクールですか、英語コーチングですか
公式サイトは自らを「マンツーマン×コーチングのハイブリッド型スクール」と説明しています。ネイティブとの50分レッスンと、レッスンを含まない3ヶ月のコーチングプログラムの両方を販売しています。
ワンナップ英会話は初心者でも受けられますか
よくあるご質問に「ワンナップ英会話の生徒様のほとんどが初心者からのスタートです。」と書かれています。日本人講師によるワークショップにも参加できる、という説明が続いていました。
ワンナップ英会話はコーチングだけの受講もできますか
できます。よくあるご質問に「コーチングプログラムのみの受講も可能です。またコーチングとマンツーマンレッスンを併用して受講いただくことも出来ます。」と書かれていました。
ワンナップ英会話の料金は税込ですか税抜ですか
受講料は税込と税抜が両方併記されています。ただし入会金33,000円、教材費8,800円、カリキュラム作成費5,500円〜22,000円の注記には、税込か税抜かの明示がありませんでした。
ワンナップ英会話は何歳から受講できますか
よくあるご質問には「当校では現在、社会人の方及び大学生以上を対象にレッスンを行っております。」と書かれていました。
ワンナップ英会話はオンラインだけで完結できますか
できます。よくあるご質問に「オンラインレッスンだけの受講も可能です。」とあり、オンライン受講ページには、オンライン前提の人もいつでも校舎で対面レッスンを受けられると書かれていました。
ワンナップ英会話で教育訓練給付金は使えますか
対象コースがあります。コース料金ページでは、マンツーマン総合70回コース・レギュラーコーチング・ハイブリッドコーチング50回コースの3つが対象として挙げられていました。
まとめ|ワンナップ英会話とは、レッスンと学習管理を別々に買えるスクールです
ワンナップ英会話が何をするサービスなのかを公式サイトで追った結果、答えは「ネイティブとの50分レッスン」と「日本人コーチによる3ヶ月の学習管理」を別商品として並べているスクール、でした。
運営はNCJ株式会社で、設立は1987年7月22日。校舎は新宿・銀座・恵比寿の3つとオンラインです。
レッスンはネイティブ講師のみが担当し、採用率2%(2009年-2023年実績)と公式に書かれています。教材はオリジナルが1,000枚以上で、持ち込みにも対応しています。
レッスンとは別に、TOEIC900点以上の日本人アドバイザーが12レッスンごとのカウンセリングを担当し、9項目15段階のレベルチェックで現在地を測る仕組みでした。
料金はマンツーマンが回数制で24回6ヶ月が税込209,880円から、コーチングが期間制で3ヶ月が税込297,000円です。どちらも入会金33,000円などが別途かかります。
一方で、9項目の内訳・「業界平均より10分長い」の根拠・注記の金額の税表記・カリキュラム作成費の内訳は、今回見たページには記載がありませんでした。虎視眈々の月額は2ページで金額が食い違っていました。
この6点は、無料体験レッスンの場で口頭で確認するのがいちばん早いと思います。
学習管理そのものを比べたい場合は、STRAIL(ストレイル)とENGLISH COMPANYにも無料で話を聞ける枠があります。私自身もどちらも受けており、必要な学習時間の提示のしかたが各社で違うことが比較の手がかりになります。
この記事の内容は、すべて2026年9月8日に公式サイトで確認したものです。料金や条件は改定されることがあるので、申し込む直前に同じページをもう一度開くことをおすすめします。
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