
プログリットは英会話スクールではありません。
レッスンを受けに行く場所だと思って申し込むと、思っていたものと違うことになります。
わたしは英語コーチングを比べるときに、まず「何をしてくれるサービスなのか」を確認します。
ここが曖昧なまま申し込むと、金額の判断ができないからです。
この記事では、プログリットが何をするサービスなのかをコース構成・校舎・自習の中身から確認します。
数字はすべて2026年9月4日時点で公式サイトから取得したものです。
【結論】プログリットとは自習を設計して管理するサービス
結論から書きます。
プログリットは、英語を教えるサービスではなく、自習の中身と進め方を設計して管理するサービスです。
公式のコース構成を見ると、この性格がはっきり出ています(プログリット公式「コース・料金」)。
ビジネス英会話・初級者・TOEIC L&R TEST・TOEFL iBT/IELTSという、目的別の4本立てです。
プログリットが提供しているのは、次の3つだと整理できます。
- いまの弱点を特定して、やることを決める
- 日々の学習を管理する
- 話す機会はオンライン英会話などで別に確保させる
3つ目が特徴的です。
プログリットは初級者コースで、オンライン英会話パートナーとしてDMM英会話・キャンブリー・ネイティブキャンプの3社から選べる設計にしています(プログリット公式「初級者コース」)。
つまり話す場所は外部を使い、自社は設計と管理に集中する。
これがプログリットの立ち位置です。
プログリットのコース構成
プログリットのコースは目的で4つに分かれています。
公式の料金表をそのまま並べます。
| コース | 2ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 12ヶ月 |
|---|---|---|---|---|
| ビジネス英会話コース | 457,600円 | 632,500円 | 1,190,200円 | 2,299,000円 |
| 初級者コース | — | 665,500円 | 1,223,200円 | 2,332,000円 |
| TOEIC L&R TESTコース | — | 665,500円 | 1,223,200円 | 2,332,000円 |
| TOEFL iBT/IELTSコース | — | 665,500円 | 1,223,200円 | 2,332,000円 |
ここで気づくのは、ビジネス英会話コースだけが2ヶ月から選べる点です(プログリット公式「ビジネス英会話コース」)。
他の3コースは3ヶ月からです。
プログリットで最も安く始められるのは、ビジネス英会話コースの2ヶ月457,600円になります。
入会金55,000円が含まれた金額なので、追加はかかりません。
TOEFL iBT/IELTSコースだけは教材・テスト費として一律33,000円が追加されます。
ここは公式に明記されています。
プログリットの校舎は13校ある
プログリットは英語コーチングの中で校舎数が多い部類です。
公式には13校舎とオンラインが案内されています(プログリット公式「校舎一覧」)。
| エリア | 校舎 |
|---|---|
| 東京 | 有楽町/神田秋葉原/新宿センタービル/渋谷/目黒/池袋/六本木/品川 |
| 神奈川 | 横浜 |
| 愛知 | 名古屋 |
| 大阪 | 阪急梅田 |
| 京都 | 京都 |
| 兵庫 | 神戸三宮 |
他社と並べると多さが分かります。
ENGLISH COMPANYは全国7拠点(ENGLISH COMPANY公式「オンライン受講」)、STRAILは東京・大阪に合計4拠点(STRAIL公式「スクール」)、ライザップイングリッシュは3店舗です(ライザップイングリッシュ公式「コース・料金案内」)。
プログリットの13校舎は、通学したい人にとっては選択肢になります。
ただしオンラインも用意されているので、拠点数だけで決める必要はありません。
プログリットの初級者コースで何をするか
プログリットのコースの中で、中身が最も具体的に公開されているのが初級者コースです(プログリット公式「初級者コース」)。
公式に記載されている内容を整理します。
- 2〜3ヶ月で基礎力を向上させる設計
- VERSANTをBefore/Afterで2回受験する
- オンライン英会話パートナー3社(DMM英会話・キャンブリー・ネイティブキャンプ)から選べる
- AI英会話アプリ「ディアトーク」を使う
- 25,000人以上の学習データを基にしている
VERSANTを2回受けるのは、伸びを数字で確認するためです。
開始前と終了時に測るので、変化が見えます。
プログリットが自社でレッスンを持たず、外部のオンライン英会話を組み込んでいる点は重要です。
話す量は外で確保し、何を話すかと何を直すかを自社で見る、という分担です。
この設計だと、受講後もオンライン英会話だけ続けられます(DMM英会話公式/ネイティブキャンプ公式)。
終了後に環境がゼロに戻らないのは利点です。
プログリットの分割払いと総支払額
プログリットは金額が大きいので、分割払いの条件も公式に開示されています。
実質年率8.5%・頭金15,000円という条件です(プログリット公式「コース・料金」)。
| コース | 回数 | 月々 | 手数料 | 支払総額 |
|---|---|---|---|---|
| ビジネス英会話2ヶ月 | 36回 | 13,900円 | 60,384円 | 517,984円 |
| ビジネス英会話3ヶ月 | 24回 | 28,000円 | 56,152円 | 688,652円 |
| ビジネス英会話6ヶ月 | 12回 | 102,500円 | 54,807円 | 1,245,007円 |
| ビジネス英会話6ヶ月 | 36回 | 37,000円 | 160,333円 | 1,350,533円 |
| ビジネス英会話12ヶ月 | 24回 | 103,800円 | 207,697円 | 2,506,697円 |
プログリットが手数料の金額まで公開しているのは評価できる点です。
月々の額だけを出して総額を書かない事業者もあります。
6ヶ月コースを36回払いにすると、手数料だけで160,333円かかります。
同じ6ヶ月でも12回払いなら54,807円なので、10万円以上の差です。
プログリットで分割を検討するなら、回数を減らせないかを先に考えてください。
月々の負担ではなく、支払総額の列で判断してください。
プログリットの割引は4種類ある
プログリットには公式に案内されている割引が4つあります(プログリット公式「コース・料金」)。
| 割引 | 条件 |
|---|---|
| 今すぐ割 | 無料カウンセリング当日の申し込みで22,000円オフ |
| 紹介割 | 紹介による申し込み |
| リスタート割 | 他スクールの受講終了から6ヶ月以内 |
| 学生割 | 学生 |
今すぐ割は22,000円オフですが、当日の申し込みが条件です。
つまり比較検討する時間と引き換えの割引になります。
わたしは当日契約を勧めません。
22,000円のために、他社を見ずに数十万円を決めることになるからです。
プログリットを本命にしているなら別ですが、比較の途中なら一度持ち帰ってください。
リスタート割があるので、他社を受けたあとに戻る道も残っています。
プログリットの給付金はコース単位で決まる
プログリットは一般教育訓練給付制度の対象コースがあります。
ただし対象は限定されています。
公式には「最大10万円キャッシュバック」とあり、注記に「ビジネス英会話コースの3ヶ月・6ヶ月のみ」と明記されています(プログリット公式「一般教育訓練給付制度」)。
| コース・期間 | 給付金 |
|---|---|
| ビジネス英会話コース 2ヶ月 | 対象外 |
| ビジネス英会話コース 3ヶ月 | 対象 |
| ビジネス英会話コース 6ヶ月 | 対象 |
| ビジネス英会話コース 12ヶ月 | 注記に記載なし |
| 初級者/TOEIC/TOEFL・IELTSコース | 注記に記載なし |
プログリットで給付金を使いたいなら、コースの選択がそのまま条件になります。
2ヶ月457,600円と3ヶ月632,500円の差は174,900円ですが、対象になるのは3ヶ月のほうです。
ライザップイングリッシュも24回・32回だけを対象と明記していて、構造は同じです(ライザップイングリッシュ公式「コース・料金案内」)。
「そのサービスが対象」ではなく「そのコースが対象」と考えてください。
受給できるかは個人の在職期間などで変わります。
制度の要件は厚生労働省「教育訓練給付制度」とハローワークで確認してください。
プログリットの返金条件
プログリットは返金の条件も公開しています。
公式の記載をそのまま引用します。
「30日を超えても日割りで未受講分は返金保証します。未受講分の残り日数により、最大5万円の解約金が発生いたします」(プログリット公式「コース・料金」)。
つまり30日を過ぎても返金の道が残っている点が特徴です。
多くの英語コーチングは30日以内という期限を設けています。
ENGLISH COMPANYは30日間返金保証(ENGLISH COMPANY公式「コース一覧」)、STRAILは受講開始日から30日以内の申請で初回納入受講料を返金と案内しています(STRAIL公式「コース・料金」)。
プログリットは日割りという形で、期限を超えた場合も想定しています。
ただし最大5万円の解約金が発生する点は必ず確認してください。
継続的なサービスは条件を満たすと特定商取引法の対象になります(消費者庁「特定商取引法」)。
プログリットと他社を並べて位置を確認する
プログリットがどのあたりに位置するサービスなのかを、他社と並べます。
| サービス | 3ヶ月の税込目安 | 校舎 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ENGLISH COMPANY | 231,000円〜 | 7拠点 | セミパーソナルで価格を抑えられる |
| STRAIL | 336,600円 | 4拠点 | 自主学習1日1.5時間の超効率型 |
| トライズ | 552,332円〜 | — | 1日3時間・1年1,000時間 |
| プログリット | 632,500円 | 13校舎 | 目的別4コース・外部オンライン英会話を組み込む |
| ライザップイングリッシュ | 635,800円 | 3店舗 | 週2回50分・回数制 |
プログリットは価格帯としては高いほうです(プログリット公式「コース・料金」)。
ENGLISH COMPANYのセミパーソナルと比べると2.7倍になります(ENGLISH COMPANY公式「コース一覧」)。
ただし比べる相手を揃える必要があります。
セミパーソナルはクラス型なので、個別対応の密度が違います。
プログリットを選ぶ理由になるのは、目的別のコースが分かれていることと校舎の多さです。
TOEFL iBT/IELTSまで専用コースを持っているサービスは多くありません。
STRAILは1日1.5時間、トライズは1日3時間という前提の違いもあります(STRAIL公式「コース・料金」/トライズ公式サイト)。
出せる時間で絞ってから金額を比べてください。
プログリットが向いている人・向いていない人
プログリットが向いている人
- 目的がはっきりしている(ビジネス・TOEIC・TOEFL/IELTS)
- 自習を管理してほしい
- 通学圏内に校舎がある
- 給付金の対象コースを選べる
プログリットが向いていない人
- レッスンを受けたい(自社レッスンではなく外部のオンライン英会話を使う設計)
- 1日の自習時間をほとんど出せない
- 費用を抑えたい(同じ3ヶ月ならENGLISH COMPANYのほうが低い)
プログリットで最も重要なのは1つ目です。
「英会話スクールに通う」つもりで申し込むと、期待とずれます。
プログリットは自習の設計と管理が本体で、話す練習は外部のサービスで積む形です。
この構造に納得できるかが、選ぶかどうかの分かれ目になります。
プログリットの伸びはVERSANTで測る
プログリットは、伸びたかどうかを感覚ではなく数字で確認する設計になっています。
初級者コースではVERSANTをBefore/Afterで2回受験すると公式に記載されています(プログリット公式「初級者コース」)。
開始前と終了時に同じテストを受けるので、差がそのまま結果になります。
この形を採っているサービスは他にもあります。
| サービス | 伸びの測り方 |
|---|---|
| プログリット | VERSANTをBefore/Afterで2回受験(初級者コース) |
| ライザップイングリッシュ | コース開始前と修了時にVERSANT2回+定期Assessment |
| ENGLISH COMPANY | 受講生の例としてTOEICスコアの変化を公開 |
| トライズ | 学習時間別のVERSANT平均スコアを公開(3,431人対象) |
プログリットはあわせてAI英会話アプリ「ディアトーク」も使うと公式に記載しています。
25,000人以上の学習データを基にしているとも明記されています。
数字で測る仕組みがあるかどうかは、契約前に確認してください。
測らないサービスだと、伸びていないことに気づくのが遅れます。
ライザップイングリッシュも同じくVERSANTを2回受ける設計です(ライザップイングリッシュ公式「コース・料金案内」)。
トライズは学習時間別の平均スコアを母数つきで公開しています(トライズ公式サイト)。
プログリットの自習時間は公式に何と書かれているか
プログリットを検討するうえで気になるのが、1日どれくらい勉強するのかです。
結論から書くと、1日あたりの自習時間の明記は公式サイトで確認できませんでした(2026年9月4日時点)。
数字を推測で書くことはしません。
無料カウンセリングで直接確認してください(プログリット公式サイト)。
参考として、自習時間を公開している他社の数字を並べます。
| サービス | 公式が示す自習時間 |
|---|---|
| STRAIL | 1日1.5時間 |
| トライズ | 1日3時間(1年で1,000時間) |
| ライザップイングリッシュ | 3時間/日以上 |
| プログリット | 公式サイトで明記が確認できず(2026年9月4日時点) |
英語コーチングは自習が本体なので、この数字は金額と同じくらい重要です。
STRAILは1日1.5時間の超効率型を掲げていて(STRAIL公式「コース」)、トライズは1日3時間です。
プログリットのコースは2ヶ月から12ヶ月まで幅があるので、期間によって必要な密度も変わるはずです。
カウンセリングで「自分のコースだと1日何時間か」を必ず聞いてください。
プログリットの受講が終わったあとに何が残るか
プログリットは期間が終われば支払いも終わります。
問題は、終わったあとに何が残るかです。
プログリットの設計で有利なのは、話す場所が外部のオンライン英会話である点です(プログリット公式「初級者コース」)。
受講中に使っていたDMM英会話やネイティブキャンプは、終了後もそのまま続けられます。
自社レッスンで完結するサービスだと、終わった瞬間に話す機会がゼロに戻ります。
プログリットはここで断絶が起きにくい構造です。
| 残るもの | 中身 |
|---|---|
| 学習の型 | 何をどの順でやるかの進め方 |
| 話す環境 | 受講中に使っていたオンライン英会話(月6,000〜7,000円台) |
| 数字 | VERSANTのBefore/Afterのスコア |
オンライン英会話の継続費用は月6,000〜7,000円台です(DMM英会話公式/ネイティブキャンプ公式)。
プログリットの受講後は、この金額だけで環境を維持できます。
英語コーチングに数十万円を払う判断をするなら、終了後の続け方まで含めて考えてください。
3ヶ月で終わる前提のものに、3ヶ月ぶんの価値しか置かないのはもったいない。
プログリットの無料カウンセリングで聞くこと
プログリットは金額が大きいので、カウンセリングで確認することを絞っておきます。
- ①自分の目的だとどのコースになるか、その理由は何か
- ②1日に必要な自習時間はどれくらいか
- ③給付金の対象になるコースはどれか、自分は受給要件を満たすか
- ④分割にした場合の支払総額はいくらか
- ⑤30日を超えた場合の返金の計算と、解約金の条件
③は必ず聞いてください。
公式の注記ではビジネス英会話コースの3ヶ月・6ヶ月のみが対象と明記されています(プログリット公式「一般教育訓練給付制度」)。
④も月々の額ではなく支払総額で聞いてください。
6ヶ月コースを36回払いにすると手数料だけで160,333円かかります(プログリット公式「コース・料金」)。
⑤は契約の出口の話です。
最大5万円の解約金が発生すると公式に記載されているので、条件を口頭で確認してください。
また「今すぐ割」は当日申し込みが条件の22,000円オフです。
その場で決めさせる仕組みなので、比較の途中なら一度持ち帰る前提で行ってください。
比較材料として、ENGLISH COMPANYのオンライン受講(ENGLISH COMPANY公式「オンライン受講」)やビジネス英会話コースの中身(プログリット公式「ビジネス英会話コース」)も見ておくと判断が速くなります。
通学するなら校舎の場所も先に確認してください(プログリット公式「校舎一覧」)。
TOEICを目標にしているなら、受験日程をIIBC公式「TOEIC Program」で確認してから期間を決めてください。
プログリットについてよくある質問
プログリットとは英会話スクールですか
英会話スクールとは設計が違います。
公式のコース構成を見ると、自習の設計と管理が中心で、話す機会は外部のオンライン英会話を組み込む形になっています(プログリット公式「初級者コース」)。
プログリットのコースはいくつありますか
公式には4つ掲載されています。
ビジネス英会話コース、初級者コース、TOEIC L&R TESTコース、TOEFL iBT/IELTSコースです(プログリット公式「コース・料金」)。
2ヶ月から選べるのはビジネス英会話コースだけです。
プログリットの校舎はどこにありますか
公式には13校舎とオンラインが案内されています。
東京8校(有楽町・神田秋葉原・新宿センタービル・渋谷・目黒・池袋・六本木・品川)、横浜、名古屋、阪急梅田、京都、神戸三宮です(プログリット公式「校舎一覧」)。
プログリットで給付金は使えますか
一般教育訓練給付制度の対象コースがあります。
ただし公式の注記では、ビジネス英会話コースの3ヶ月・6ヶ月のみと明記されています(プログリット公式「一般教育訓練給付制度」)。
受給要件は個人の状況で変わります。
プログリットのTOEICコースはありますか
あります。
TOEIC L&R TESTコースが3ヶ月665,500円から用意されています(プログリット公式「TOEIC L&R TESTコース」)。
受験日程はIIBC公式「TOEIC Program」で確認できるので、コース終了日と合わせて計画してください。
プログリットまとめ
プログリットは、自習の設計と管理を本体とする英語コーチングです。
レッスンを受けに行く場所ではありません。
コースは目的別に4つ、校舎は13校舎とオンライン。
最も安いのはビジネス英会話コースの2ヶ月457,600円で、給付金の対象は3ヶ月・6ヶ月のみです。
分割の手数料と返金条件まで公開されているので、判断に必要な数字はそろっています。
まず無料カウンセリングで、自分の目的だとどのコースになるかを確認してください(プログリット公式サイト)。
※本記事の料金・コース情報は2026年9月4日時点で各社公式サイトから取得したものです。
※料金やコース構成は変更される場合があります。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
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